今回は、ファミコンの

 

囲碁九路盤対局 です。

 

ディスクシステムでリリースされた同名タイトルの移植作品。

 

ファミコンロムカセットでは初の囲碁ソフトになります。

 

動作環境は、レトロフリーク。

 

それでは、ソフトです

 

タイトル画面

 

1P、2P対戦のほかに

初心者向けのレッスンもあります

 

初心者はレッスンを選んで

囲碁の基本ルールを学びましょう

 

このゲームは9路盤オンリーですが、

十分に囲碁を堪能できる

と思います

 

レッスンモードは、一つ一つ丁寧に

説明してくれますが、

飛ばしたり止めたりはできません

 

囲碁は陣地を取り合うゲーム。

2眼を作って石を取られない

ようにするなど、

様々な戦略もあり奥が深いです。

ちなみに、下の図の右上は

2眼とも欠け目なので

盤石ではないです

 

コウの説明もしてくれるので

親切ですね

 

お互い打つ場所がなくなると

ゲームは終わり

 

黒の4目勝ちになりました

 

では実戦

まずはレベル1

置き石が5つで先手の黒番で挑戦

 

まあここは、白を挟み込むようにして

石を打てば大体大丈夫

 

さすがに勝てますが、

囲碁の醍醐味は無いですね

 

次はハンデ無しで、黒番の

レベル5に挑戦

 

序盤はこんな感じ

 

途中経過。

正直囲碁はルールぐらいしか

分からないので、

勝っているか負けているか

よく分からん

 

最終盤まで来ました。

右側が大きく取れていそうなので

多分勝っている?

 

何とか勝てました

 

最後にコンピューターを黒番

4子置きのハンデを与え、

こちらは囲碁ソフトを使い、

白番を持ってもらい対戦しました

 

うまく分断できているようです

 

物凄く理想的な囲い方に見える

 

ハンデをものともせず、61手で

白の中押し勝ち。

やっぱり今の囲碁ソフトは強いです

 

ということで、初心者にお勧め、

囲碁九路盤対局でした。

 

それでは、裏技紹介。

 

・L1に8手で勝つ

 碁盤の右上隅を基準に

 横を1~9、縦を一~九としたとき、

 L1で対局を始めて、

 白5三、黒5一、白7五、黒9五、

 白3五、黒1五、白5四、黒5八、

 のように局が進むと

 8手で勝利することができる

 

やってみた

レベル1を選ぶと、

コンピューターの白は1手目に

必ず5三に打ってくる

 

黒が裏技通りの手順で打てば、

白も裏技通りの手順で打ってくる

 

そして最終的には

このような形になり、白が投了して

8手で勝つことができます

 

難易度:易

 

 

この手のソフトにしては、

 

初心者に優しくて丁寧なのが

 

好感が持てます。

 

9路盤なので、囲碁を本格的に

 

やっている方は物足りないかも

 

しれませんが、決着も早く着きますし、

 

負けても何度も挑戦したくなります。

 

地味ですが良作だと思います。