今回は、PCエンジンの

 

上海 です。

 

積み上げられた麻雀牌を、一定のルールに従い

 

全て取り去っていくソリティアの一種のパズルゲーム。

 

何故上海という名前なのかは不明だが、恐らく

 

麻雀牌→雀牌→じゃんぱい→しゃんはい→上海

 

ではないかと思われる。

 

動作環境は、レトロフリーク。

 

それでは、ソフトです

 

タイトル画面

 

ゲームスタート

通常の麻雀で使う136牌と季節牌と花牌

それぞれ4牌の合計144牌を用います

 

基本ルールは、同じ種類の牌2つをペアにして

取り除いていきます。

ただし、牌の左右両隣がともに塞がっていたり、

牌の上に牌が重なっていると取り除けません。

ですので、このようになるべく上に乗っている牌

だったり

 

右端、左端の牌を出来るだけ早く取って

しまいたい所です

 

必ずしも早く取るだけが正解ではありませんが、

取れるとかなり自由度が増します

 

ちなみに、花牌は花牌同士

 

季節牌は季節牌同士で取ることができます

 

もし、途中で取れる牌が分からなくなっても、

セレクトボタンでメニューを呼び出し、

ヒントを実行すると

 

ペナルティなく、取れる牌を教えてくれる

親切設計です

 

間違って取ってしまっても、プレイバック

1手づつ戻すことができるし

 

取れる牌がなくなり、手詰まりになってしまっても、

同じ配置をやり直すことができます

 

残り8牌。クリアは間近

 

これでクリアです

 

1回クリアすると、龍の顔だけ現れます

 

クリア後は、連続で違う配置でプレイできます

 

何回失敗してもいいのですが、

2回目のクリアで龍の体が現れ

 

3回目のクリアで全景が現れます

 

4回クリアすると、名人の称号を得られます。

電源を切らない限りは、4回以上クリアすれば

この画面が現れます

 

このゲームは50種類の牌の配列パターン

用意されていて、セレクトでメニューを

呼び出せばいつでも好きなファイルを

プレイできます

 

また、それとは別にニューゲームで1プレイヤを

選ぶと、アトランダム配列ゲームが現れます

 

ニューゲームのチャレンジ

多人数の対戦モードで遊ぶことができます。

5人まで遊ぶことができ、制限時間

設定をして

 

取り除いた牌の数を競うことができます

 

と、このような感じで、1人のときはじっくりと考え

50種類の配列のクリアを目指すのも良し、

多人数のときは、対戦プレイで盛り上がるのも良し。

渋いながらも、しっかりとしたパズルゲームです。

 

裏技は、ありません。

 

 

PCエンジンの発売と同時にリリースされた、

 

ローンチタイトルです。

 

恐らく、殆どの方はビックリマンワールドを買ったか、

 

別なタイトルの発売まで買い控えたかと思います。

 

しかしながら、家庭用ゲーム機初の移植作であった

 

にもかかわらず、しっかりしたグラフィックや

 

システムは完成度が高いです。

 

牌の重ね方が1種類しかなく、変化に乏しい

 

ですが、立体的で見やすいグラフィックに

 

なっており、このゲームに触れたこと

 

のない人にも優しい作りになっています。

 

優れたパズルゲームで、暇つぶしには

 

最適かと思います。