※この記事はWordpressから転載しています。

 

2021年のTwitterでコラムニストの伊是名夏子さんが車椅子で電車に乗ろうとしたら乗車拒否されたというコラムを書いていたが

健常者である筆者でもその理屈はおかしくない?と考えてしまう。

 

 

 

 

よく読むと乗車拒否というか対応不可だったのだが

伊是名夏子さんは2021年4月、静岡県熱海市にある来宮神社へ「小田原駅→熱海駅→来宮駅」のルートで行こうとしたところ

小田原駅の駅員に階段しかないため案内できませんと言われてトラブルになったという事だ。

 

 

 

伊是名夏子さんは駅員を4人集めて、電動車椅子を運んで欲しいと主張し最終的に電動車椅子を駅員さんが運ぶ事になった。

駅員さんは熱海駅からタクシーで来宮駅に向かう方法などを提案したが伊是名夏子さんは譲らなかった。

伊是名夏子さんは30分前、駅についたのに時間がかかり、目的の時間に乗れなかったとボヤいているが小田原駅に問い合わせなどは一切していない。

 

 

 

 

 

 

当日に30〜40kgくらいある電動車椅子を運ばせる

正直、何の相談もなくいきなり30kg〜40kgくらいある機械を階段から運ぶ作業を言われても困る。

これは他の接客業でも同じだと思う。

例えばエレベーターの無い建物の2階にあるレストランで当日、いきなり車椅子の人がきたら対応に困ると思う。

 

 

 

車椅子を運ぶにしろ人を運ぶにしろ専用のスタッフが必要というか車椅子や建物を傷つけないように養生をしたくなる。

車椅子と人を合わせたら余裕で100kg近くになる。

 

 

伊是名夏子さんの電動車椅子は100kgくらいあるタイプのようだ。

引っ越し屋さんとかだったら階段や手すりに養生をして4〜5人で慎重に運ぶし、場合によってはクレーンで吊り上げるんじゃない?

 

 

そう考えると伊是名夏子さんの主張というのはおかしい。

仮に車椅子を落としてしまったら駅員さんは怪我をする可能性が高いし、電動車椅子を弁償しなきゃいけない

コラムでは伊是名夏子さんがヘルパーさんに抱っこされ、車椅子を駅員さんが運んだとありますが

それでも重たいし出来ればやりたくない仕事だろう。

 

 

 

バリアフリーがー

このコラムを読んでバリアフリーが日本は遅れている!なんて主張があるけど

無人駅をわざわざ改装してバリアフリーにする意味をJRは感じないだろう。

 

 

というのも無人駅というのは利用者が殆どいないから無人駅なのだ。

駅員さんを常駐させるコストと利益が釣り合わない。

 

 

そんな駅に投資をするというのはあり得ない。

車椅子のお客さんはあらかじめそういう事を調べているはずだし

無人駅というのは滅多に改装されないなんてのは大人なら分かっていて当然だろう。

この件でバリアフリーがうんぬんと言ってる人は起業とかしてはいけない人だろう。

 

 

 

コラムの中で「バリアフリー法がありますよね?」

と主張するも

駅員「3000人以下の乗降客の駅は対象じゃありません」

法律的にも無人駅のバリアフリーは必要だと思われていない。

 

 

 

 
 

やって当たり前が透けて見える

コラムを読んでいるとやって当たり前という甘えが透けて見える。

小田原駅→熱海駅→来宮駅の運賃は420円。

熱海駅から伊東線に乗り換えて1駅です。

 

 

熱海駅であれば駅員がスムーズに降車のサポートが出来、尚且つエレベーターまでエスコートすればいい。

ただ、来宮駅になると駅員さんも移動しなきゃならないし担当の駅から離れる事にもなる。

420円しか払わないのにリスクの高い仕事をやらせて当たり前というのはどうなんだろう?

 

 

健常者である筆者には正直、車椅子の不便さは分からない、バリアフリーな方が嬉しいのは何となく分かる。

ただ、車椅子であるからこそのハンデを計算に入れず行動して無理を通すのは違うと思う。

420円しか払わないのに車椅子を運ばせようとしてる。

 

 

 

妙な違和感

この方の行動に妙な違和感を覚える。

というのも無人駅である来宮駅へ行くのに

JRへの事前連絡を怠っている。

 

 

プロフィールなどを見ると車椅子歴も長そうだ。

障害者用のタクシーは一カ月前に予約が筆者なんて書いてあるから車椅子に乗っての移動は慣れているはずなのに

事前連絡を忘れるというポカをやらかす。

 

 

少なくとも連絡しておけば熱海駅からタクシーの手配をしてくれたかもしれないし

そういう事情は知っていて当然だと思う。
昨日今日、車椅子に乗り始めた初心者ではない。

 

 

長年、車椅子を乗っている人物にしてはあまりにもお粗末だ。

もしかしてコラムのネタ出しとしてクレームをつけるような形にしたんじゃないだろうか?

新聞社に連絡している事も考えるとネタにしたいだけという感じもします。

 

 

 

まとめ

正直、当たり屋っぽい振る舞いで好きにはなれない。

車椅子に何年も乗っているのにJRへの事前連絡を忘れてしまうのはどうなんだろう?

ハンデのある人だからこそ、入念な準備は必要。

 

 

これは差別とかじゃなくて快適に過ごす努力がいるって話。

健常者であれ障害者であれ、接客業の人に対して無理難題をふっかける。

 

 

 

無料で安く使う扱いは非情だと思う。
今回は駅長さんが頑張ったけど

本質としては変なクレーマーに対応するためというのが本当のところだと邪推している。

 

 

ではでは(^ω^)ノシ

 

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