夏だ!夏休みだ!
ウキウキ気分で海に足を運んだら……
え? 意外とゴミが多い。。
綺麗だった海が人間によって汚されています……
最近では、ビーチクリーン(海辺の清掃活動)がさかんに行われています。
海の美化に興味を持つ人が増えるのは素敵なことです。
私自身も、タイミングが合うときは親子で参加しています。
しかし、ビーチクリーンは「対症療法」に過ぎません。
そこにゴミがあるから拾う。
意味のある活動ですが、その効果を考えるとまだ小さい。
実は拾えるゴミの数よりも
圧倒的に捨てられるゴミのほうが多いのです。
これが現実です。
だから、ビーチクリーンをどんなに頑張っても
海洋汚染の根本的解決までは遠いのです。
たとえば、海洋プラスチック問題を改善したいなら
ゴミを拾う以前に「ゴミの量を減らす」という心がけが必須です。
もし、これ以上プラスチックの濃度が増えたら……?
当事者意識で考えることが大切。
このままでは
未来を生きる子どもに申し訳ない。
私たち大人は次世代に
できるだけ綺麗な環境を残す責任があります。
物を大切にする、自然にやさしい商品を選ぶ。
ちょっとした工夫からエコ活動ができますよ。
お子さまがいらっしゃる家庭なら
夏休みの自由研究に
親子で海洋汚染について考えてみてはいかがでしょうか?
▼▼参考記事▼▼
水質汚染の約70%は生活排水。ビーチクリーンは対症療法にすぎない
海洋プラスチックが「魚介類」や「塩」になって食卓に戻ってくる!?