修飾語とは、
文の中でほかの部分の内容をくわしく説明する言葉のこと。
主語や動詞以外の箇所を注目してください。
↓次のような例文↓
A:私のすべて人生が狂ったのは、就職氷河期のせいだと考えるようになった。
B:私の人生が狂ったのは、すべて就職氷河期のせいだと考えるようになった。
どちらのほうが読みやすいか……?
読むだけでなく正確に意味を伝えるためには
修飾語は被修飾語の直前が好ましいです。
※被修飾語とは、就職される部分のこと。
つまり、Bが正解です。
↓もうひとつの例文はこちら↓
・年々厚生労働省が示す食塩摂取量の基準値が減らされている。
・厚生労働省が示す食塩摂取量の基準値が年々減らされている。
「年々」の位置に注目して読んでみてくださいね。
書き手は「何を伝えるための」文章が分かったうえで書いているので
頭に浮かんだ言葉通りの順で文章にしがちです。
しかし、読み手はこの後の展開が分からない状態で
文章を読んでいるので、「年々」がどこに関わるのか丁寧に読まないと理解できない。
読み手にストレスをかけない文章にするのが◎
そのため、正解はB。
言葉の順に気をつけて
伝わる文章を書いてくださいね♪
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