子どもの頃から本が好きだった。
本の虫というほどではないけど、
とにかく本というアイテムが好き。
子どもの頃から、文章に関わる仕事に憧れ
フリーランスライターの道を選びました。
そんな私の絵本の選び方をご紹介します♪
海を学び・楽しむ☆ 大人も子どもも魅了する「海がテーマの絵本」5選
私は大学の頃、児童文学の授業を選択していました。
子どものときだけじゃなく、大人になってからも
児童文学に興味があったのです。
絵本・児童文学には心を育む力があります。
ぜひ、楽しく子育てに絵本を取り入れてくださいね♪
絵本には、対象年齢が書いてあるものが多いです。
でも、私は対象年齢はあくまで目安で、
大人が決めた枠に過ぎないと考えています。
たしかに、内容が難しすぎると子どもは退屈するかもしれません。
なので、年齢で決めるのではなく
その子の個性で選ぶようにしています。
対象年齢の表示があると
絵本選びが楽だし、プレゼントするときは助かりますが
あえて、年齢の壁を飛び越えた本を読むと面白い発見があります。
話の内容が分からないからこそ、絵から物語を想像したり
今は分からなくても、来年にはちゃんと理解していたり。
大きくなってから、赤ちゃん向けの絵本を読むのもOK☆
赤ちゃんのときは、感想を言葉にできなかったけど
大きくなって読むと「これ見たことある」とか「好きだった」とか
言葉にしてくれて、懐かしい気持ちになりますよ♪
私は、お菓子やジャンクフードが出てくる絵本は避けています。
カラフルなキャンディが出てくると、着色料?とか思っちゃって(^^;)
食文化を楽しんでほしいという気持ちはあるのですが
小さいうちから、私から伝えなくてもいいかな。という気持ちがあります。
子どものうちは、できるだけ素朴な料理を通して味覚を育ててほしい。
同じような理由で、スマホがでてきたり
テレビゲームがでてきたり。そんな本も避けています。
娘は目の治療中だし、電磁波の問題もあります。
いつか、娘も友達に憧れてやりたい!と言う日が来るまで
私から積極的に読み聞かせることはないかなぁ。
私は、ときどき本棚の模様替えをしています。
季節に合わせて本棚に並べる本を買えているんです。
たとえば、
1月には、正月や十二支のお話。
9月には、お月見、月がモチーフの絵本。
12月には、クリスマスや雪の物語。
といった感じで、本棚に季節感を持たせるように意識しています。
子どもに文化を伝えられるというメリットと
大人が読み聞かせに飽きないというメリットがあります。
同じ本ばかり読み聞かせしていたら、マンネリして疲れる……
でも、本棚の中身を入れ替えれば
子どもは新鮮な気持ちで絵本を選んでくれるし
ママ・パパも気分転換できて、読み聞かせにメリハリが生まれます。
昨年読んだクリスマスの絵本を、
今年もクリスマスシーズンに並べる。
昨年とは違う感想が出てくるかもしれませんよ☆
過去の名作は古いという意見があります。
ここ数十年で、子育て環境が大きく変わったし
子育てのスタイルが現代と合わないという声も。
でも、名作には、名作になった理由があると思うんです。
わが家には、王道の童話も置いています。
それを読んで、どう理解するかは子どもに任せる。
これは、読ませたくないなぁ~と思ったら、その本は避ければいい♪
それに、名作は「ある程度知っている」という前提が
大人になってからは付きまといます。。
そこそこ知っていることは、コミュニケーションにも役立つ。
名作のなかには、教科書や試験で扱われることがあるので
知っていて損はないかな~と思い、わが家では読んでいます。
子ども目線で、絵本を選ぶことが多いですが
「私が好き」という理由で選んだものもあります。
私が子どもの頃に読んで、今でもすごく覚えている絵本。
本を読んで泣いたのは、その本が初めてでした。
私にとっての思い出の絵本を、ぜひ子どもに読んでほしい!
そう思って本棚に並べました。
読み聞かせって、ちょっと疲れることがあるけど
自分の好きな本を読めば、少し気持ちが落ち着きます。
自分が好きだったものを引き継いでもらえる。
絵本ってステキですよね。
「○歳まで○○○○冊の絵本を読もう!」なんてコラムを見たことがあります。
子どもの、知育のために幼少期に大量の絵本を読むのが大切だそうです。
たしかに、小さいうちに様々な絵本に出合うことは意味があると思います。
でも、私はひとつの絵本を、しっかり読み込むことを大切にしています。
読んだ冊数だけじゃなく、ちゃんと自分の中に落とし込む。
1回読んだだけでは、物語の表面的なことしか理解できないことがあります。
でも、何度も読めば読むたびに、物語の世界を知ることができます。
ちょっとした絵の変化に気づいたり、伏線を読み解いたり。
だから、私は本棚の入れ替えをしながら何度も同じ本を読むようにしています。
良い絵本は、1回では終わらない魅力がある。
作者の創意工夫で溢れていて、絵も言葉も奥が深い。
反対に、1回で飽きる絵本はその程度の絵本なのかもしれません……
私が大好きな『星の王子さま』、世界的に有名な児童文学です。
でも、小学生の頃にはサッパリ意味が分からず離脱。
本の存在を忘れて過ごしていました。
その後、高校生になっても大学生になっても
王子の話の意味が分からず、途中までしか読めませんでした。
でも、社会人になったとき
何気なく『星の王子さま』を手に取ったら、
なんと最後まで読み切ることができたのです!!
子どもの頃は意味不明だった王子さまの言動から
目が離せなくなり、涙が出てくるほど感動しました。
星の王子さまは「大切なことは、目には見えない」と教えてくれます。
私は考えを巡らせました。
子どもの頃は、もっと純粋に物事を見つめることができたのに、
大人になると損得勘定で判断したり、
目に見えるものを信じるようになっていたな…ハッとしました。
『星の王子さま』は、私の人生観に大きな影響を与えました。
今でも大切な絵本のひとつです。
そんな本と巡り合えたのは、1度読んで諦めるのではなく
何度か『星の王子さま』に触れたからだと思うんです。
だからこそ、繰り返し読むことを子どもにも続けてほしい。
子どもの頃、大人になってから、読む年齢や環境で
物語から受ける印象は変わります。
いつかステキな本に出合えたらいいね。
そんな想いを込めながら絵本を選んでいます。
海を学び・楽しむ☆ 大人も子どもも魅了する「海がテーマの絵本」5選