このたびのグンちゃんの中国訪問で
ふと思い出したのですが、
確か、グンちゃんとカト君が
逗子フェスとサマソニ出演のために
来日する直前の8月初旬頃、
突如、韓国で10月から放送予定の
ハ・ジウォン主演MBC時代劇ドラマ
『奇皇后(キ ファンフ)』 (→『花闘』からタイトル変更)に、
グンちゃんの出演確定か?!という
韓国ネット記事が出回ったことがありましたよね~。
その報道には、
早くから確定してた奇皇后役
ハ・ジウォンのほかに、
高麗の忠惠(チュンへ)王役として
チュ・ジンモと
かつて弟に皇座を奪われ
高麗に流刑に処された後
玉座を奪還した、
元の皇帝・順帝役として
グンちゃんの出演が確定している、
と書かれていました。
もちろん、グンちゃんは
次回作『きれいな男』への出演予定がありますから、
すぐに事務所側から
「事実ではない。検討をしたことはあるが、
出演はしないことにした」と発表がありましたが。
(その順帝役は結局、
『剣士ペク・ドンス』の主演俳優チ・チャンウクに確定したそうです。詳しくは⇒こちら
『ペク・ドンス』もグンちゃんに主演オファーがあった作品なんだよね…。( ̄ー ̄;) )
…ワタクシ、その一連の報道を見て
正直ヘコみましたことよ。_| ̄|● il||li
グンちゃんが時代劇ドラマに
出演してくれたらという夢が
消え去ったこのがっかり感、
と言っても、
結局は彼と韓国時代劇ドラマが
大好きな自分の勝手な思いに
過ぎないんですけどさ~。(-_-)
それに奇皇后の話ならさ、
ちょうど同じ時代背景のドラマ『シンイ』を、
(アニメよりもユルユルなストーリーと、
赤毛のカマトト女医にちょっとウンザリしながらも)
イ・ミンホのチェ・ヨン将軍目当てに
絶賛鑑賞中してたとこだから、
高麗王朝時代の恭愍王のあたりの事情が
せっかく頭に入ってたのにさ~。 (´・ω・`)
08年公開の韓国映画『霜花店―運命、その愛―』も『シンイ』と同じ時代でチュ・ジンモとチョ・インソンが共演しています。でも内容はエロエロ。
ま、グンちゃんがオファーされた
順帝の役柄自体は
キャラ設定がチャンフィとモロ被りだし、
なんといっても
元の皇帝の役ならば、
まごうかたなき弁髪・
胡服スタイルになりますわね。
胡服はまだしも
もしセンター分けの弁髪スタイルだったら、
ちょぉっとイヤかも。( ̄▼ ̄)
↓ 確か中国産ウナギちゃんによるファンアート。胡服風のお衣装ですが弁髪ではないので可。
でもこれで『シンイ』や
『ペク・ドンス』のように、
グンちゃんと同世代の若手男優が
主役を張っている時代劇ドラマ
(ユチョンの『トキメキ☆成均館スキャンダル』や、
キム・スヒョンとチョン・イルの『太陽を抱く月』、
脇役ながらキム・ボム出演の『火の神チョンイ』など)
が好評を得るなか、
心ひそかにずっと期待していてた
“20代のグンちゃんが主演する
韓国時代劇ドラマ”を観られる可能性は
ほぼ無くなったわけだ。トホホ~。(━_━)
キム・ボムの『火の神チョンイ』を日本で観る日が待ち遠しいっす!
でもまあ、
以前なにかのインタビュー記事で
グンちゃんが、
「時代劇は当分出ない。
自分が40代くらいの年齢になって
『ホジュン』くらい面白いドラマなら出演するけど」
てなことをコイてたのを読んだ時に、
「あー、こりゃ時代劇に出る気は
さらさら無いんだな~」と思ったんですけどね。
だって『ホジュン』ほど、
最初から最後まで完璧に面白い傑作なんて、
なかなか現れないっすよ!(泣)
グンちゃんはものすごく遠回しに
時代劇拒否宣言してるわけっすよ、んも~。( ̄-  ̄ )
だって時代劇のロケ地って都会から遠いし、寒いし、クラブなんて無い所だし、ブツブツ。
しかも正統派時代劇って、
『ホジュン』を手がけた
イ・ビョンフン監督作品を観れば
分かるように、
登場する男性主人公は
30代以上がほとんどで、
若手イケメン枠はドラマ全体を通して
ようやく1人いるかいないかの大難関だし。
(現在NHK-BSで放送中の
イ・ビョンフン監督の『馬医』の
主役の俳優さん(名前まだ覚えてない…)も
演技はとっても巧いんだけど、
王女様にあんなにゾッコン
惚れ込まれる役柄なら、
イケメンの若手俳優を使った方が
よっぽど説得力があるような気がするんだわ…。 ( ̄∇ ̄;)
ぶっちゃけ、クァンヒョンを
グンたんに演らせたって
良かったような気もするぞ! ←おお、めずらしく応援ブログにふさわしい身びいき発言が!
ま、グンちゃんじゃぁ、まだ若すぎて、
朝鮮王朝版『動物のお医者さん』になっちゃうかもだけど。 ( ̄w ̄) パク・ハムテル デモ イイジャン )
こんなイケメン獣医さんがいたらさぞかし繁盛するだろうよ。私もあくまでも愛犬のために1ヶ月、いや半月に1回は通院するぜ!
グンちゃん自身は
時代劇ものなら既に
子役時代の『女人天下』に始まって、
『ファン・ジニ』、『快刀ホン・ギルドン』など
数々の名作時代劇に出演しているから、
あまりこだわってないように見えるのよね。
思えば準主役級の役だったとはいえ、
昔々大好きだった萩尾望都の
少女マンガ『ユニコーンの夢』に出てくる
少年戦士のように凛々しい、
かの若君チャンフィを、
20代始めの彼が演じるのを拝めただけでも
ラッキーだったと思うしかないか~。
かわいーっ!~~(/ ̄3)/ チャンフィ~!o(>▽<)o ウキャキャウキャキャ!←ゆかりん猿にエサを与えないでください
まあ、あれだね、もっと贅沢言えば、
『イニョン王妃の男』みたいに
朝鮮王朝時代と現代を
行き来するような役なら、
韓服も今風の服の着こなしも
両方見られて
ハッピー度が2乗になるんだけどもね。 (* ̄∇ ̄*) 好き好きキム・ブンド♡
今、1番のお気に入りのドラマ!見ている途中なのでコメントに『イニョン』の結末を書くのは禁止よ~。
書いたら、グンと酒瓶と共に江南のゴミ箱BOXに放り投げるぜよ!
そういや、
私はイ・ミンホについては
顔の造作があまりにも派手なんで
あまり好みのタイプではなかったんだけど、
『シンイ』のチェ・ヨン役は
長髪がよく似合ってて、
強くて(気迫のこもった殺陣に惚れ惚れ♡)
無口でちょっと影があるのが
セクシーで、
たま~に笑顔になると少年っぽくなって、
とろけんばかりの甘い顔立ちが
いっそう映えるところなど、
大変よろしゅうございました。 (〃∇〃)
ラブヨンー♡ ( ̄m ̄* )ムフッ♪
残念ながらグンちゃんは、
そういう桃の花のような
ふくいくとした甘い雰囲気は
もう無くなってしまったように私は感じます。
そーねー、
チャンフィの頃が
萩尾望都描くところの少女マンガ風の
きりっとした男の子だとしたら、
『メリは外泊中』のムギョルの頃からは
アール・ヌーヴォーの画家ミュシャの絵のような
臈長けた色気とクールな雰囲気になってきたというか。
あっという間に大人の顔になっちゃったんだねぇ。
ミンホと同年齢なのになんでかいな?
なんか裏でよっぽど苦労してるの、グンちゃん?
上記に挙げた
グンちゃんと同世代の俳優さんたちは、
実はそのほとんどが時代劇初出演でした。
だから彼らの演技は
清新さと熱情がほとばしって
とても魅力的だったけど、
グンちゃんには
人物の内面からにじみ出てくる
さまざまな感情を
自在に表現する演技力がもたらす、
すば抜けた存在感があります。
それは、彼がポニョ腹ならぬ
巧みな腹芸ができる役者だからこそ、
だと私は思ってます。
↓ チャンフィの画像のなかで1番切なく感じるスチール写真。生と死のあわいに佇んでいるかのような風情が胸に迫ってきて泣けてくる。
さて、萩尾望都作『ユニコーンの夢』のタイトルは、
ユニコーン(一角獣)は未来の夢を見せてくれる、
という伝承に由来しています。
グンちゃん主演の時代劇ドラマは
ウナギたちにとってまだ当分
“ユニコーンの夢”のままだろうけど、
それは、すなわち
チャン俳優をこんなふうに
遠くの国から見守りながら、
いつか夢が実現する
未来を待つということ。
それも悪くないよねぇ。
画像はweiboなどよりお借りしました。










