早朝の海辺での清らかなデートのあと、
男は軍入隊の決意を固め、
女は病に倒れて、
ＢＧＭには♪ チャララ、チャララーン♪と
『ある愛の詩』の主題歌が流れる。
もう降参です。 (￣-￣;)
グンちゃんやユナの清新な演技と、
雨にけぶる海辺などの映像の
沈着な美しさにはうっとりするけども、
如何せん、あまりにも通俗的な描写が
話運びの興味をそいでしまう場面も少なくない。
ノスタルジックにもほどがあるぜよ。
臆面もなく繰り広げられる初恋讃歌に
すっかり毒気を抜かれ、
アタシの方が脳貧血起こして
救急病院に駆けこんでしまいそうだわさ。(￣∇￣;)
ドラマを観ているうちに
『シェルブールの雨傘』や
『おもいでの夏』などの
数々の古い映画の面影が脳裏をよぎって、
今はいつ？ ここはどこ？ 私はだれ？
と疑似記憶喪失に陥りそうなほど
古典的なストーリーなんだけども、
それをてらいもなく
あくまでも清く正しく美しく、
堂々と大通俗に徹するユン・ソクホ監督に、
ワタクシ、気迫負けしました。
監督、どんだけロマンチストなんや！
もう許してくれ。頼むさかいに。 ←めちゃくちゃな関西弁。
さてさて、
グンちゃんの泣き顔が美しい第４話予告を見れば、
明日はハンカチ必携の予感…。 さあ号泣する用意はできてますか？
でもって、
同じ予告の中で見た
現代編のピンク芸人こと林家ジュンペーの
出番も大変楽しみです。
はやく現代に戻りたいよう。
明日でマシューとお別れだと思うと、ちょっと寂しいけどね。
