新作の感想が滞っておりました。というのも、インフル地獄を彷徨っておりまして。。。さすがにシチュCDを聞く気にもなりませんでしたし。。。やっと帰還しましたよ。。。
というコトで、発売日順だとキミコイの茶介さんのイケオジなんですが、ドエロいアレ特化作品を聞くにはまだ体力が回復していないので、エロ度低めのコチラのシリーズを。
3組の彼氏彼女をシャッフルして、恋人以外の相手とアレする、というテーマが乙女界隈をザワつかせていたシリーズも最終巻です。ですよね?
このモヤモヤ劇の発起人というか、元凶である鴫原さん。そしてヒロインは2の麦似君の今カノで、鴫原さんとは幼馴染(またか)という彼女です。
この3を聞いて、やっとパートナーチェンジした意味というか理由がわかりました。
そういう意味ではすっきりするんですが、最後まで理解は出来ても納得はできない、というね。。。
すべては、鴫原さんの今カノ=理一君(土門さんCV)の元カノの気持ちを、鴫原さんが試したかった、というコトらしいです。
理一君から奪い取るようなカタチで今カノとつきあったのはいいものの、イロイロと汚い手を使ったり策を弄したりしたので、疑心暗鬼と罪悪感でモヤモヤしっぱなしだった鴫原さんが、シャッフルしたみんながどうでるか、ぶっちゃけもうどうにでもなれ的な感じで提案したとでもいいましょうか。
きっかけは、3のヒロインが、麦似君の重過ぎる愛ゆえに悩み(依存による監禁状態だったんですってよ!)、幼馴染である鴫原さんに相談したこと。
そこに理一君の今カノ(=麦似君のシャッフル後の相手)からも同じような相談を受けて、じゃあいっそみんなで取り替えっこしてみる?的な。
まーいい迷惑だったのは、結局麦似君と理一君と鴫原さんの今カノ、ってことですよね。シャッフルするまではうまくいっていると思ってた人たちですしね。
なかなかに複雑な人間関係と人間模様なんですが、簡単にいっちゃうと、それぞれに問題を抱えてこじらせまくった大人たちの恋愛始末。ってことですよね。
ストーリー重視の作品ですので、シナリオというかセリフがすごく自然で上手いです。
シチュCD特有の鸚鵡返しもほぼないですし、鸚鵡返しがなくてもちゃんとヒロインのセリフが想像できるようになってます。かなり練られたシナリオなんじゃないでしょうか。
ただし好みは別れるトコロかな~~~。ワタクシは大人テイストのストーリー展開が好きですし、複雑にこじれた人間関係も面白かったですけど、単純なイチャアマエロエロ系を期待して聞くと、まったく違う、という。
ジャケ絵のポップなイメージとはかけ離れた、なかなか重い話です。
かんじんのアレシーンですけど、1回です。
その1回も、茶介さんなのにエロくはないです。お互いに傷を舐め合うようなアレで、ほぼ前戯もなし、なんならヒロインのほうからだけ、してます。
SEも小さすぎて、ヒロインが手でしてるのか口でしてるのか、「飲んだのか?」というセリフを聞くまでわからなかった、というね。
某エロ特化レーベルさんのようなエゲツないSEを入れるよりはマシかもしれませんが、もう少しわかりやすくしてほしかった・・・。
でもストーリー展開的にはそういうエロくないアレシーンでよかったのかも。あくまで傷の舐め合いなので。
で、結局最後まで結論はでません。
6人がどういう結末を迎えるのか、6人がどういう道を選ぶのか、誰を選ぶのか、それはリスナーの皆さんが想像してくださいね☆という。丸投げか~~~い!!!
でもそういうのも好き~。
3巻聞き終わって、イメージ的には、NHKの「ドラマ10」っぽいな~と思いました。
ドラマ10というと、落語心中が新しいですけども、過去には「セカンドバージン」とか「運命に似た恋」とか、大人テイストの恋愛ドラマを取り扱う枠なんですよね~。NHKにしてはとばしてます。
ということで、茶介さんもフリートークでおっしゃってましたが、6人全員にCVをつけて、ドラマとして聞きたいな~という作品でした。
それでも彼氏側だけのセリフでここまで細かくストーリーが展開されて、自然なセリフきまわしって、シナリオがよく練れているからだと思います。
それとやっぱりCVの力は偉大っすね。麦似君はまぁうるさいだけのガキんちょなのでいいとして、土門さんと茶介さんの演技力でここまで聞かせるシリーズになったんじゃなかろうか。。。
エロ度 :★★☆☆☆
糖度 :★★☆☆☆
ストーリー:★★★★☆
このブログはあくまで個人的な感想です。
感じ方は人それぞれ趣味嗜好性癖等で異なると思いますので、あしからず。
またコメント欄はフリーにしておりますが、顔が見えないシチュCDファン同士、マナーを守って楽しく井戸端会議しましょう♪