このブログは18歳以上推奨のシチュエーションCDの個人的な感想です。

ネタバレしない程度の感想にしたいと思ってますが、ご興味がない方はスルー願います。

 

 

監禁男子 ~浴室の秘密~    四ツ谷サイダー

 

ずいぶん昔の作品ですが(このころがシチュCD創成期ですかねぇ)、ワタクシがシチュエーションCDのハマったきっかけの作品なので、書かずにはいられません。。。(防備録なので、少しずつ過去モノも書いていきます)

同じようにコレでシチュエーションCDや四ツ谷サイダーさんにハマった人が多い、というのもうなづける名盤だと思います。

 

未だにコレを超える作品にめぐりあっていない、というくらい好きです。

(ちなみに1位はこの監禁男子、2位はラブトランキライザーの松澤佐君、3位はふたりの秘密の社長と秘書、です)

なんなんですかね、この後を引く感覚。

何回でも聞きたくなる魅力というか引力があるんですよね。。。

 

シチュエーションCDって、

 

・シナリオ(設定&ストーリー&セリフ)

・ジャケ絵

・声(演技力やSE)

 

のイメージがピタっと一つにハマったときに、人の心を揺さぶると思うんですが、これはその見本ともいえる作品なんじゃないでしょうか。

その3つのどれかが欠けてもダメ。

だからこそ名盤を作り出すのは難しいとも言えるんでしょうけども。

 

とかいうシロウト意見はともかく、なんといってもコレの魅力は四ツ谷さんの声でしょうねぇ。

全女性の9割以上が「エエ声~☆」と思う、イケボの見本のような声ですもんね~。

トーンは柔らかくてソフトなんだけど、硬質で冷たい演技とセリフのエロさのギャップ。

「つまんで、こすって、なでて・・・」

というセリフに悶絶した女性諸氏もたくさんいらっしゃったかと推察されます。ええ、ワタクシも耳からなんか漏れてくるかと思いましたよ。。。

 

監禁で無理矢理、という、ともすればマニア向けになりそうな設定なのに、嫌悪感は少なく、むしろ胸キュンに昇華するストーリー展開も見事です。

四ツ谷さんの演技力の賜物だと思うんですが、時間がたつにつれ、最初の冷たさが消えていって、どんどん甘さを帯びてきて、ヒロインのことを心底好きになっていく過程がセリフじゃなくて声で感じられるんですよね~。

もうこれはシナリオうんぬんより、四ツ谷さんの演技力のなせる技ですよね。

 

でもシナリオライターさんも優秀で、「監獄~囚われの島~」もよかったです(また別途感想書きます)。

HAPPYとBADの分岐END方式ですが、基本的にBADENDは苦手なんですけども、コレはどっちもアリ!どっちもいい!と思えました。

でもやっぱりHAPPYEND推しですけども。

 

特典CD2種類もよかった!

どっちもHAPPYENDのアフターストーリーな感じです。

「余裕のない彼」は、薬を飲まされたあとにカレがどんどん余裕なくしていく感じも素晴らしいですし、「すれ違う秘密」の誤解&嫉妬した彼の「わたしと離れたいと思ったわけでは・・・ない・・・よう・・・だね・・・」という言い回しも絶妙で、クールな彼がむしろ可愛く思えてくる、という胸キュンポイントを実に的確に射抜いてきます。

両方とも10分強と短めではありますが、満足度は高い特典だと思います~。

 

エロ度  :★★★★☆

糖度   :★★★☆☆

ストーリー:★★★★★

 

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