【知ってる？】高齢者のフレイル等の予防に牛乳・乳製品を
「フレイル」や「サルコペニア」という言葉をよく耳にします。前者は加齢によって身体機能や認知機能が低下した“虚弱”の状態、後者は筋肉量が減少した状態ですが、いずれも高齢者の低栄養がもたらす深刻な健康問題です。これらの予防のために牛乳・乳製品が、どのように役立つのか。東京都健康長寿医療センター研究所の成田美紀さんは、2つの地域（埼玉県鳩山町・群馬県草津町）の70歳以上の高齢者810名を対象に、食事と健康状況の関連について2012・13年から調査を行い、追跡調査で4年後までのデータを収集しました。その結果、牛乳・乳製品を習慣的に摂取する人にサルコペニアが少なく、加えて日頃から多様な食品摂取を心がけている人はフレイルになっている人が少ないことが明らかになりました。低栄養予防の観点から、牛乳・乳製品などバランスよく摂取する習慣が重要であることが示された、貴重な研究報告書です。どうぞお読みください。
■Jミルク「牛乳・乳製品を毎日摂取する習慣が高齢者のフレイル、サルコペニア予防に役立つ」
https://j-milk.jp/report/study/health/h4ogb40000000eye.html
