【知ってる?】牛乳そろった「完全給食」、実施率上昇
文部科学省は2014年度学校給食実施状況等調査をこのほど公表し、「完全給食」を実施した国公私立中学校は前年度から1.3ポイント増の81.4%だったことを明らかにしました。ちなみに「完全給食」とは「パンや米飯、ミルク及びおかずがそろった献立」のこと。これに対して「捕食給食」は「完全給食以外の給食でミルク及びおかず等の給食のこと」で実施率0.5%、「ミルク給食」は「ミルクのみの給食」で6.0%。これらを合わせると、中学校の給食実施率は87.9%(9210校)でした。なお、小学校では給食実施率が99.2%(20380校:完全給食98.4%、捕食給食0.4%、ミルク給食0.4%)で、前年度と実施率は変わりませんでした。
昨年は学校給食の牛乳をめぐって話題になりましたが、全国的にみれば給食実施率が上昇しており、「完全給食」「捕食給食」「ミルク給食」のいずれも「牛乳」が含まれていることがわかります。食育推進の役割も果たす学校給食―これからも拡充が期待されます。
■文部科学省:学校給食実施状況等調査
■Jミルク「メディアミルクセミナー」世界に誇れる日本の学校給食-子どもと牛乳を考える
http://www.j-milk.jp/tool/hodo/berohe000000ngao.html
※画像はJミルク