お久しぶりです。

時間ができたので、ジャイロの修理を進めました。


前回発見したクランクケースの2ストオイル溜まりですが、どうもオイルポンプからのオイル漏れらしく、この手の2ストスクーターでよくあることみたいですね。

詳細は↓



ってことで、

オイルシール買って修理です。

ちなみに私のジャイロは中期なので、hclaftさんのオイルポンプシャフトオイルシール9.5×16×4を買いました。

後期の場合は10x16x5です。中期はシャフトの径が細いので同じオイルシールではないみたいなので注意してください。


まずはオイルポンプ外します。↓




シャフト抜きます。↓


オイルシールを押さえているワッシャーを外します。

ハマっているだけなので、マイナスドライバーでテコで外れます。↓

オイルシールを外して新しいオイルシールをハメます。

溝側が手前です!溝がない方(平らな面)が表で、表をオイルポンプのオイルが溜まる側にします。

平らな面でオイルを押さえるんですね。


そしてワッシャーをはめます。

ハマっていた筒よりワッシャーの方が大きいため、簡単には入りません(逆をいえば簡単には外れないため、オイルシールを押さえることができます)。

肝心のハメ方ですが、下記の通りむりくりです、、真似しないでください、、。笑

ワッシャー側にナットを挟んで万力で優しくワッシャーを押し込みます。

挟む位置など気をつけてください、、。

(整備が上手な方や賢い方は銅板や木を使ってポンプに傷が付かないようにします。私は億劫なのでやりませんでした)



シャフトを優しく回しながら差し込みます。

力任せに押し込むとオイルシールの溝からスプリングの輪っかが飛び出してきてENDです、、(やってしまってオイルシール買い直しました、、)。


差し込みできたら適当なチューブでシャフトと電ドラを繋いでポンプのエア抜きをします。↓

反時計回りに回します。私は適当なので、吐出口からオイルがジワジワ出るくらいでやめました。

始動時は念のためガソリンタンクに2ストオイルを垂らして混合にします。



オイルポンプを組み付けたら、オイルポンプからキャブレターにオイルを送るホース単体にシリンジ等で2ストオイルを満タンに入れて、ポンプとキャブレターに取り付けます(ホースのエアーを抜く=オイルを正常に送れるようにするため)。


オイルポンプのオイルシール交換は以上です!


ついでにヘッドガスケットと、コンロッド先端のベアリングを変えて腰上を組みました。

(ヘッドガスケットは表裏あるのかな?)

組み付け後、排気ポートに手を当ててファンを回して負圧を確認しました。







本日はここまでです。

次回はいつになるか分かりませんが、エンジンかけられるといいな〜。


それでは、また!