これまで


ぎゅうたろうを育ててきて


今振り返ると


私の中で


2回の絶望後の諦め をしたんだなと


感じます



【1回目の諦め】


ぎゅうたろう2歳になったばかりで受けた


自閉症スペクトラム症


軽度精神遅滞


という診断時以降の数年



診断を受けた時の


光景は今でも鮮明に覚えています


診察室を出た後


椅子で大泣きしていた私


ぎゅう父、私、ぎゅうたろうで


診察室に入っていました


帰宅後


初めて見た


ぎゅう父の涙


それ以降は


ぎゅうたろうに関して


泣いた所は見たことありません



それから


本当に暗黒、、


ぎゅうたろうは宇宙人行動をするし


パニック癇癪多動…


私が思い描いていた子育て が


出来ないんだ


無理なんだ


街ゆく高校生や男の子を見ては


ぎゅうたろうは


こういう風になれないんだ



と思っては悲観し


現実が辛かったです



ここらか数年の内に落ちつきました


療育に行ったり


色々な方々との出会い


自閉症でもしあわせになれる というか


それなりに人生は送れる



と感じたからでしょうか、、


自閉症でも彼は彼で懸命だ


自閉症という障害になれたというか、、


これは時間がかかりましたね


私の場合は


ときどきで、嫌になることは


もちろん今でもありますが


セラヴィ


これが人生


みたいな気分に戻れるように


なりました


 


【2回目の諦め】


ぎゅうたろう2年生秋の大爆発後



これはねぇ


私反省したというか


あぁ 私ぎゅうたろうを少しでも


普通、、健常に近づけようと


(診断を受けているし

知能は境界域だと

分かっている認識していても)



していたんだなと はっと気づきました



それは


ぎゅうたろうの


「ぼく がんばっていたの」


と、いう言葉。。


あぁぁぁ、がんばらせていたんかなぁ


この言葉を


思い出すと


今でも涙がちょちょぎれます。。



どうにか交流級にいって


みんなと同じように


同じように、、、、


それを目標に私は


ぎゅうたろうへの対応も


先生への対応もしてきてたな


字を書けるように


掛け算ができるように


団体行動ができるように


集団からの逸脱行動がないように



でも2年生の秋 


ぎゅうたろうの心は体も悲鳴をあげたんですね



大爆発、大崩れ(こちらからしたら)


毎朝 毎夕


癇癪パニック


毎朝 学校に行きたくないんだぁ!と


大暴れする日々


誰も助けてくれない


暴れる子がいても


どうしようもない


この時ぎゅうたろう小学校2年生


8歳



8歳でも威力はすごい


これからもっともっと


体が大きくなる


怖かったです


本当に


朝1人でぎゅうたろうと


対峙する時 怖くて怖くて


泣きながら


小学校へ遅れる電話をかけ


泣きながら


発達支援センターの心理の先生に


相談し


主治医に相談し


作業療法の先生に相談し


学校の先生に


色々とお願いし(T ^ T)


環境を整え、、


少しずつ落ちついてきました


でも私の心は今でも


この当時の怖さがトラウマに


なっています



ぎゅうたろうに


母ちゃんになんて言ってほしいの?


とその渦中にメモでのやりとりで


聞いた事があります


そうしたら ぎゅうたろうは


「 しんどかったんだね 」


と書いてきました



そのメモは、廊下の扉の内側に


100均のマグネット板を貼っており


今でも貼っています



私への戒めのためにも


無理をさせていないか


ぎゅうたろうの気持ちに


共感することを忘れていないか




しんどかったんだね


無理させていたんだね


そりゃぁそうだよね


あなたの取扱説明書(年度初めに


必ず作って先生に渡している


名前を忘れました…


そうサポートブックです)には


年少さんで入園する時に作った


サポートブックに

___

ぎゅうたろうの待ち合わせている


壺は とても小さく


それが溢れてしまうと


パニックを起こします

___


と 4年目の母は書いていたもんね



そんな小さな壺(許容量)


なのに


頑張っていたもんね



そこからは


結構暴れられたのも怖く


これからは無理させてはいけない


という気持ちも大きく


本人の気持ちと考えると



大いにあらゆる事に諦められるように


いや


諦めざるを得ないというのでしょうか、、



暴れて家も家族も崩壊するよりは


ほどぼどの距離感で


家族皆健全に暮らしい


そこが一番の私の命題になりました



親子の関係性を壊すほど


苦しい結果を招くものはないと


思うんですね。。


だって


これからもずーーーーーーっと


親子ですしね。。


さぁ自立の年齢よ  と


羽ばたいていく感じでも


ないでしょう



だから


穏やかに生活する が


私の今の希望です



自己選択


自己決定


自己責任



において、ぎゅうたろうには


生活してほしい


卒後の方が人生長いですからね



いつもありがとうございます

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