日日是好日
ひとりごと。じこまんぞく。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>

秋の体からのサイン

乾燥や鼻水も、身体からのお知らせ

秋になると、

「なんだか肌が乾燥する」
「朝、鼻水が出るようになった」
「鼻の奥から喉に流れてくる」
「咳が出やすくなった」

そんな変化を感じることはありませんか?

一般的には、「秋は乾燥する季節」と言われます。

でも、中国医学では、もう少し身体の中の動きから考えてみます。

 

秋になると、身体の表面も変わってくる

夏は暑く、身体の表面も開いています。

汗をかきながら、身体の熱を外へ逃がしています。

ところが秋になって空気が冷えてくると、皮膚も少しずつ冷えて、閉じる方向へ変わっていきます。

夏のように汗をかいて、身体の中のものを外へ出すことが少なくなってくるのです。

すると、身体の内側にある温かい血液も、皮膚の表面までスムーズに届きにくくなります。

そのため、「肌が乾いてきたな」と感じることがあります。

 

秋の肌の乾燥というと、外から保湿することを考えがちですが、

身体を冷やしすぎないこと。
身体のめぐりをよくすること。

これも秋の養生のひとつです。

 

では、秋の鼻水はどうして出るのでしょう?

ここからが、少しおもしろい身体の話です。

私たちは毎日、食事をします。

食べたものは胃に入り、胃は食べ物を温めながら消化していきます。

そのとき、胃からの熱によって温められ、湿気(蒸気)が上へ昇っていきます。

夏の暑い時期なら、身体の表面が開いていて、汗をかきやすい。

そのため、身体の中で温められた湿は、汗となって皮膚から外へ出ていきます。

 

ところが秋になって空気が冷えてくると、皮膚も少しずつ閉じてきます。

今まで汗として出ていたものが、同じようには外へ出にくくなる。

すると、身体の中で温められた湿気が上へ向かい、鼻や喉のあたりに集まってくることがあります。

それが、

鼻水になったり、
鼻の奥から喉へ流れたり、
咳として出てきたりすることがある。

これが、秋の鼻水を考えるときのひとつの見方です。

 

食べ過ぎると、さらに湿が増える

そして、もうひとつ気をつけたいのが、食べ過ぎ。

秋はおいしいものがたくさんあります。

新米、さつまいも、里芋、栗、きのこ、果物……

旬のものは、どれもおいしい。

ついつい「もう少し」と手が伸びますよね。

でも、たくさん食べれば、それだけ胃は長く働きます。

特に消化に時間がかかるものをたくさん食べると、
胃は長い時間、食べ物を温め続けることになります。

すると、温められる湿も増えていきます。

その湿気が上へ上がって、顔や鼻、喉のあたりにたまりやすくなる。

そして、鼻水が出る。
 

そんな身体の変化として現れることがあります。

だから秋の養生は、

「旬のものを食べる」ことと、「食べ過ぎない」こと。

この両方を大切にしたいのです。
 

胃腸が疲れている日は、食べ方を変える

「今日は胃が重いな」

「なんとなく食欲がないな」

そんな日は、無理にしっかり食べようとしなくても大丈夫。

食材を小さめに切る。

やわらかく煮る。

スープにする。

温かいものをいただく。

同じ食材でも、身体が受け取りやすい形に変えてあげる。

これも家庭でできる養生です。

 

薬膳というと、特別な食材を使うことを想像するかもしれません。

でも、その日の身体を見て、食べる量や調理法を変える。

そんな小さな工夫も、立派な薬膳だと思っています。

 

身体は、小さな変化で教えてくれる

肌の乾燥。

鼻水。

鼻の奥の違和感。

咳。

便の変化。

眠りの変化。

こうした変化を、すぐに病気と結びつける必要はありません。

まずは、「今日はいつもと少し違うな」と気づいてあげる。

そして、

最近、食べ過ぎていないかな?
胃腸は疲れていないかな?
身体を冷やしていないかな?
ちゃんと休めているかな?

と、自分の暮らしを少し振り返ってみる。

 

足元を温める。

お風呂で身体を温める。

少し歩いて身体を動かす。

食べる量を少し減らす。

温かいスープをいただく。

そんな小さな調整をしてみる。

身体は、いろいろな形で
「ちょっと調整してね」と教えてくれているのかもしれません。

 


 

季節に合わせて暮らすことは、病気を探すことではなく、身体の変化に気づくこと。

夏のように外へ外へと向かっていた身体から、秋は少しずつ内側へ。

食べること。
温めること。
休むこと。

身体の小さな声を聞きながら、夏の暮らしから秋の暮らしへ。

少しずつ、身体も衣替えしていきましょう🍂

 

 

 

中国医学のお話しでした☯

 

 

 

稲刈り無事終わりました

今年も無事、稲刈り終わりました☺

 

 

 

正直、生育が健やかじゃなくて出来高も少なくて。

でもやっぱり美味しい☺

 

山から水を引いてるので水不足じゃないけど、酷暑の暑さで粒は小さい。

いろんなことのタイミングが合わなかった。

 

こんな年だったな💦

 

そして、JAの金額の変動に疲れちゃったな。

 

来年もお米作りするのか?真剣に考えてます。

この冬までに結果を出さないとなー。

 

無事終わって良かった✨

家族、親戚様に感謝感謝✨

 

 

 

日日是好日

 

 

秋の食べ物と、胃腸の労わり方

秋になると、さつまいも、里芋、れんこん、きのこ、……

夏とはまた違う食べものがおいしくなってきますね。

「旬のものを食べる」

それだけでも、季節を感じる楽しみがあります。

 

でも、秋の養生では
何を食べるかと同じくらい、「どう食べるか」も大切だと私は思っています。

夏の間、冷たい飲みものや食べものを摂る機会が増えたり、暑さで食欲が落ちたり。

知らないうちに、胃腸が疲れていることがあります。

そこへ、秋になったからといって「秋の味覚をたくさん食べよう!」と頑張りすぎると、身体にとっては少し負担になることも。

 

そんなときは、食材を少しだけ「消化しやすい形」に変えてあげる。

 

秋の食材は、スープにしてみる

例えば、里芋やれんこん、人参、きのこ。

煮物にしてもおいしいですが、スープや汁ものにして、やわらかく煮るのもおすすめです。

身体に入っていく食材の形を、少しやさしくしてあげる。

「何を食べるか」だけではなく、「身体が受け取りやすい状態にしてあげる」という考え方です。

 

私が薬膳料理をお伝えするときも、珍しい食材を探すことより、

今ある食材をどう組み合わせるか。
どう調理するか。
今の身体にとって食べやすい形になっているか。

そんなところを大切にしています。

 

筑前煮も、家庭でできる秋の薬膳

秋の食材を使った筑前煮。

里芋、人参、れんこん、きのこなど、身近な食材がたくさん入ります。

薬膳というと、「特別な生薬を使わないといけないの?」

と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。

いつもの家庭料理でも、季節と身体の状態を見ながら食材や調理法を選べば、それも立派な養生になります。

ただし、ここで大切なのが

「たくさん食べれば身体にいい」わけではないということ。

秋の味覚がおいしいからといって、食べ過ぎてしまえば胃腸は疲れてしまいます。

おいしく食べて、「もう少し食べたいな」くらいで止めておく。

胃腸が疲れていると感じる日は、具材を小さめに切ったり、やわらかく煮たり、スープにしたり。

その日の身体に合わせて、食べ方を変えてみる。

これも、毎日の薬膳です。

 

季節の変わり目は、身体も変化していく時期。

だからこそ、「秋だから、この食材を食べなくちゃ」ではなく、

「今日は私の身体が、どんな食べ方を喜ぶかな?」と考えてみる。

しっかり食べる日があってもいい。

胃腸を休ませるように、やさしいスープにする日があってもいい。

旬の食材をいただきながら、食べる量や調理法を少し変えてみる。

そんな小さな工夫で、夏の疲れを秋まで持ち越さない身体づくりをしていきたいですね。

 

薬膳は、特別な料理ではありません。

季節を感じて、身体の声を聞いて、今日の自分に合う食べ方を選ぶこと。

そんなところから、家庭の薬膳は始まるのだと思います。🍂

 

 

 

中国医学のお話しでした☯

 

 

1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>