「とっとと子供を産め!」

と発した義父に

冷たい視線が注がれ

 

当の義父も

しまった!という顔をしておりました

 

 

義父も義母も

跡継ぎの孫のことになると

 

勝手に激アツ状態になるのです

 

 

そんなにも自分達の血筋が

続いてほしいものなのでしょうか?

 

確かに子供は

地域や国の宝であり

未来のカタマリ

 

命の誕生の喜びには

大いに賛成なのですが

 

男性不妊は夫であって

とっとと何かすべきなのは

まずは夫のほうなのです

 

それに

 

何が何でも

自分たちの子孫を残さねばという

余りに強すぎる使命感

 

高貴な出自でもない

ただの農民なのに一体なにゆえに?

 

誰かを傷つけてまで

望むことなのか?

 

本能に忠実で

プリミティブ過ぎるような感じがして

 

令和を生きる私の目には

滑稽にしか映りませんでした

 

 

奥様:

「とっと産めという言葉、何事ですか!

確かに子供は宝ですよ!

ですが、男性不妊の息子ではなく

お嫁さんにばかりに辛く当たるなんて

これでは虐待と変わりません!」

 

 

虐待という強い言葉を使って

義父を叱責する奥様

 

 

義母:

「いえ、でもですね

うちの嫁は自分の事ばかりなんですよ

都会に行きたいとか仕事したいとか!

まずは嫁として子供を作って

旦那さんを立ててこそじゃないですか!

そういうことをしたいと言うのは!」

 

すかさず反論する義母

 

 

旦那様:

「現当主として思うのはね、

本家の長男であれば

ある程度は道が決められてしまう

地域の方々の期待や信頼を裏切れない

ご先祖の功績を踏襲しなければならない

でも、分家はどうかと言えば・・・

重責を負わせるつもりはないですよ

変な評判を立てるのはやめて欲しいけれど

本家のため個人が犠牲にならないでほしい

それでね、君たちは何を望んでるの?」

 

 

義母:

「そんなの、跡継ぎに決まってます!

それから、これまで通りに

息子達が家のために尽くしてほしい

私達はそれだけなんです!」

 

それだけって・・・

 

跡継ぎと労働力と楽な生活

全部欲しいってことでしょ?

 

変な評判を既に垂れ流しな上に

どんだけ欲しがり屋さんなの・・・

 

相変わらずの義母節でしたチーン

 

 

旦那様:

「いやいや、君たちって・・・

義母さんのことじゃなくて

夫君とまゆみさんの気持ちだよ」

 

やや呆れた顔で

義母を一瞥する旦那様

そりゃそーだ

 

 

 

夫はチラリと私を見て

 

夫:

「子供については僕が悪いんです

ただ、まゆみに協力してもらいたい

そして、子供を授かって親になって

この家を継いで暮らしていく

普通のことを望んでいるだけです

ささやかなことを望んでいるのに

それすら拒絶されるって

僕、本当に辛くて・・・」

 

悲しそうに溜息をついて

肩を落としていました

わざとらしい・・・

 

私:

「夫が子供を授かって

夫が親になって

夫がこの家を継いでいく

全部、夫自身の望みですよね?

そこには夫婦としてどうなりたいか

すっぽり抜け落ちています

私は夫の望みを叶えるための

道具でありません!

旦那様は私たちがどうなりたいか

わざわざ聞いて下さいましたが

それだとしても、自分が!自分が!と

自らの望みばかりを言うのでは

夫婦として終わっていると思うのです」

 

 

旦那様:

「なるほど・・・では、

まゆみさんはどうしたいの?」

 

 

私:

「私は・・・この春までは

私も夫も未熟なところがあるから

夫婦として一緒に成長していきたい、

子供の有無に関わらず

二人の将来のために

夫婦の貯金をしっかりして

仕事面でステップアップしたり

趣味や旅行など二人の時間を持って

お互いに楽しい時間や成長を

共有したいと考えていました」

 

奥様:

「うん、分かるわ、そうよね」

 

私:

「でも、夫は夫婦という自覚がありません

同居後は夫でなく長男になったんです

長男の俺やその両親のために

嫁である私が仕えるべきだと思っている

だから、私がいくら夫婦として・・・と

一生懸命に考えても無駄なんです」

 

旦那様:

「そうか・・・」

 

 

私:

「ですから、私も言わせてもらいます!

私が本当に望んでいることを・・・

単刀直入に言って

私は夫と離婚したいのです

この家で子どもを産み育てたくない

そんなに跡継ぎが欲しいなら

次男もいるし末娘にお婿さん

という選択肢もあります

私は、もっと仕事がしたいですし

この家で嫁として消費されたくない

自分の人生を生きたいんです

それをワガママと言われるなら

夫も同じくらいワガママですし

私だけがワガママと責められるなら

今すぐにここから立ち去るだけです」

 

一大決心でそう告げました

 

長い沈黙の後に

旦那様が仰いました

 

旦那様:

「二人の心は平行線ってことだね

本家は離婚を肯定も否定もできない

ただ、今の状況は良くないから

最初の提案通り本家での別居にして

お互いに離れて見つめ直してみるといい

どちらにせよ、両方の同意が無いと

直ぐには離婚はできない

別居の間、それぞれに苦労してみて

見えてくることもあるんじゃないかな

さて、もう十分長居をしたから

まゆみさんを連れて帰ろう」

 

 

私にとっては

今までの苦労を考えれば

 

平日は本家で

休日昼間は義実家にて

介護の講習や

子供達のお世話が出来て

 

心配事が減るラッキーな状況

おまけに講習によるお小遣いも貰える

 

願ったりな状況

 

離れて苦労するのは

夫と義家族だけでしょうニヒヒ

 

 

義母は

「なんでまゆみさんばっかり!

なんでまゆみさんばっかり!

ズルい!ズルい!ズルい!」

 

駄々っ子のように

地団駄を踏んで反発

 

ですが

 

どうせ旦那様のこの決定は

もう覆らないだろうと諦め

 

みんな

”あーーはいはい”と言う感じで

義母を完全無視

 

みんなどんどん賢くなっとる・・・ポーン

 

 

私は荷物をまとめるために

自室へ行くことになりました

 

 

 

続きます

 

 

猫しっぽ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫あたま

\今年最後の買い回り/

イベントバナー

 

めちゃ上品な佇まい~

ミシュラン掲載店の串カツセット

評価が4.7と高くて美味しそう

お家でビールやスパークリングで

ちょっと贅沢な晩酌になりますね照れ

 

間違いないアンリシャルパンティエ

軽くて美味しくて見栄えもする

帰省時の手土産にもぴったりキラキラ

 

 

【この冬に一番褒められた服】

 

クロスニット×チェックスカートは

目の錯覚でスタイルが良く見えるのか

痩せた?頑張ってないけどイイ感じだね

とよく褒められた組み合わせでした

 

クロスニットは黒

スカートはアイボリー

最近バタバタで写真も撮れませんが

自分自身も気に入っているアイテムです照れ

 

こちらのグレーを愛用

レディな淑女の雰囲気が漂う・・・

とマダム世代からも賞賛で嬉しいですキラキラ

 

マーメードラインが女性らしく

着るだけで可愛くなれるワンピドキドキ

 

裏起毛でスエットなのにエレガント!

これは本当におススメのトップスラブ

 

首が細く見えるゆったりタートル

サイドのスリット、柔らかな着心地

どれをとっても満足だったニットラブラブ

 

ゆったりしたトップスを引き立ててる

裏起毛のスキニー暖パンはこちら

温かいのに足が太く見えないパンツ照れ

 

 

個性的で品がありエレガント

バッグに入っているだけで

ちょっと幸せになる財布ジラゾーレドキドキ

ミラノ在住の林ヒロコさんのブランド

伊語で向日葵はGIRASOLE ジラソーレ

どこか日本の伝統工芸の雰囲気があり

立体感のある素材感と

メタリックな独特なカラーリングが特徴

ずっと眺めていられるくらい素敵です

私にとっては贅沢過ぎるものだけれど

価値ある物が似合う女性になりたいですキラキラ

↓↓↓

お色は4色

私はピンクを選びました

hiroko hayashi 財布 ヒロコハヤシ 長財布 ジラソーレ girasole ギャルソン ミニ 本革 ゴールド シルバー ピンク ブラック 黒 レディース 709-11944

 

 

\要エントリー/

イベントバナー