↓コチラの続きです

 

貧乏から抜け出すため

 

”大学に行って

きちんとした仕事に就くこと”

 

その希望を支えに進学校へ進み

夜を日に継いで勉強した日もありました

 

私は天才型ではなくガリ勉タイプ

閃きや地頭の良さが無いので

 

授業の予習は常に3章先まで行い

いつ黒板の前に出て

解答させられても良いように

準備は完璧にして授業に臨んでいましたし

 

同じ問題集を最低3周は復習して

どのページにどの設問があるのか

暗記するほど繰り返したこともあります

 

恥ずかしいくらいめちゃ必死でしたあせる

 

 

そのお陰で

 

高校1年生では真ん中だった成績が

高校2年生では学年で2位まで

順位を上げることができ

 

先生からも

隣県の旧帝大を勧められたり

 

勉強に手応えを感じていました

 

↑これは大きな思い上がりだったと

のちほど気づかされる訳ですが

この時の実感ということで読んで下さい

 

本当に頭の良い子の

受験期の追い上げ半端ないです

問題解答プロセスが極めて芸術的で鮮やか!

美しいんです!

どんなに頑張っても追いつける気がしなかった

所詮は凡人の私でございます汗

 

 

 

しかしながら

 

 

「大学進学は許さない」

と実母に言われ

 

高校を2週間ほど無断欠席した

高校2年生の初秋

 

心配する高校からの連絡で

実母にバレてしまう訳なのですが

 

あんなに学校の成績に執着して

自分の功績のように自慢していた母が

 

全く怒りもしない

 

 

瞬間湯沸かし器のように

いつでもピーピー怒っている母が

怒っていない

 

むしろ

微笑んでさえいる表情

 

滝汗滝汗滝汗

 

 

ヒタリ・・・ヒタリ・・・と

恐怖が忍び寄ってくる気配に

 

息をするのも苦しくなるような時間でした

 

ちなみに、私の母は

大変畏れ多いのですが

黒木瞳さんに似ていると時々言われ

 

”まゆみちゃんのママ綺麗~”

と言われるちょっぴり自慢の母でもありました

 

残念ながら私は父似で

母のように美人ではありません(号泣)

 

 

 

実母:

「進路なんて悩まなくてもいいのよ?

だって、あなたにはそんな選択肢ないもの

大学に行ってどうするつもりなの?

高度な内容の授業で知識を深めて

バイトで社会勉強しながらお金貰って

サークルに入ってお友達もつくるの?

それともカッコいい彼氏でも期待してる?

 

そんな素敵な青春・・・

あなたには必要ないわよね?

 

私はね、17歳で家を出て

自分で自分の食い扶持は稼いでた

 

あなただけここからイチ抜けたして

遠くにいって幸せになるなんて

許せるわけがないでしょう?

 

大学に行く暇があったら

弟の面倒をみる義務があるって

忘れないでほしいわ

 

高校卒業したらどうするか

お母さんが考えているから大丈夫

 

しっかり働いてもらうわよ

 

それにね

立派な大学出たら

こんな田舎に帰ってくるわけないもの

 

あなたはね、

ずーっとずーっと

お母さんと一緒にいるの

 

じゃなかったら誰が私の面倒を見るの?」

 

 

”私の面倒はあなたが見るのよ”

 

小さい頃から言われ続けていたため

当然そのようにすべきだと思っていました

 

 

私:

「お母さんの面倒みるって分かってる

でも、きちんと大学出て

就職したほうがお給料だっていいし

お母さんにも仕送りだって

ちゃんとできると思うんだけど・・・」

 

 

実母:

「仕送り?あなた・・・今、

仕送りって言ったの?」

 

 

母の顔が

穏やかな微笑みから

怒りの表情へ瞬く間に急変

 

テレビのリモコンを

さっと取ったかと思った

 

次の瞬間

 

私の額にリモコンの角を打ち付けながら

 

実母:

「てめぇっ!仕送りだなんて

ふざけたこと言ってんじゃねぇぞ!

仕送りだなんて頼んでるんじゃない!

おまえは私と一緒にいて

一円残らず家にお金を入れるんだよ!

おまえの人生は私が決める

おまえを自由になんかさせるか!

私が幸せになれないのに

お前を幸せになんかさせない!

家族はね、

同じ不幸を味わうようにできてるんだよ!」

 

激しく怒鳴り散らしていました

 

 

小さい頃から

母の怒りにコントロールされてきた私は

 

”ああ、また私が母を怒られせてしまった”

”母の怒りを鎮めるためには

私が母の言うことを聞くしかないんだ”

”こうなったのは全部自分のせいなんだ”

 

 

実母に反抗するどころか

自分のことを責めるしかできませんでした

 

 

実母:

「だいたいにして

勝手に学校さぼっているのは

あなたでしょう?

大学に行きたいだなんて

よくもそんなこと言えるわよねえ?

 

大学なんて必要ないわよ

 

私ね、もう決めてあるの

 あなたの就職先


だからね?大丈夫よ」

 

 

 

私:

「え・・・私の?就職先?」

 

 

 

実母:

「そうよ?学校も行かないで

心配をかける娘の将来を心配して

お母さんが決めてあげるの

 

あなたはね、高校卒業したら

××病院で働きながら

准看護婦の資格を取って

 

キツイ・キタナイ・キケン

おまけに安い給料の

看護婦の仕事を一生するんだよ

 

大学を出て

デスクワークで汗もかかずに

楽して高い給料をもらうなんて

そんなことは許さない

 

私がどんな苦労をして生きてきたか

あなたも味わう必要があるのよ

そうじゃないと私に感謝できないでしょう?」

 

 

私:

「そんな・・・ちゃんと感謝してるから

そんなこと言わないで・・・」

 

 

実母:

「でね、働いているスナックのお客さんに

懇意にしているお医者さんがいるのよ

××病院に働いていた○○医院の院長先生

 

前々から××病院の話を聞いていて

すっごく大変そうでね、

あなたの就職先は絶対にここだって

運命を感じちゃったの

精神的に病んじゃう人もいるんですって

 

だって、それくらい大変じゃないと

私の苦労が分からないでしょう?

勉強がちょっとできるくらいで

周りから褒められて天狗になって

その上、学校さぼって大学?

ふざけるんじゃないよ!」

 

 

話し合ってもどうにもならない

というか話し合えない

それが実母でした

 

修羅場というと

双方が大声で捲し立てて

喧嘩というイメージですが

 

母との修羅場は

いつもこのように一方的

 

 

2週間とはいえ

学校をサボった負い目がある私には

 

泣いて縋りつく勇気もありませんでした

 

 

 

実母:

「そうそう、お母さんね、

この間の血液検査で

また肝臓の数値が悪化していて

少しお仕事をお休みする必要があるの

 

だからね、来週からあなたが働くのよ

17歳なんだからもう働いてもおかしくないの

 

○○医院で雑用係・兼夜勤補助の仕事

医院長先生にお願いしてあるから

今までのアルバイトは即終了ね

 

大丈夫よ、高校は卒業させてあげる

 

中退になったら

お母さんも恥ずかしいもの

 

○○医院のお給料は私の口座に入るけど

交通費くらいは出してあげるからね」

 

 

 

17歳の秋

私は高校に通いながら

 

勤労少女となりました

 

 

 

高校の同級生よりも

5年以上早い社会人デビュー

 

 

早期デビューが嬉しいのは

アイドルと競走馬くらいじゃなかろうか

 

 

美人でもなければ足も速くない私は

 

自分の行く末を案じて

がっくり項垂れておりましたチーン

 

 

 

”禍福は糾える縄の如し”

そう思えるまでに10年かかりましたが

今は看護師の仕事に誇りを持っています

 

暗い話だと思わずに

読んでいただけれは幸いです照れ

 

ただ、このアルバイト医院かなり問題があり

 

気持ち悪い話も出てきますので

前振りで注意書きいたしますね

 

 

 

 

続きます

 

 

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