の記事を読んでいただいて
「夫さんも頑張ったのですね」
「全然、ポンコツなんかじゃないです」
「可哀想な幼少期を過ごされながらも
夫さんも懸命に生きていたのですね」
「嫌々ながらでも習い事で
しっかり成果を出しているんですね」
「器用貧乏なんじゃなくて
不器用よりも全然いいって思いましょう！」
など
本人が聞いたら
絶対にドヤ顔して喜ぶであろう
勿体ないくらいの誉め言葉をいただき
本当にありがとうございます
いつもはポンコツポンコツと
夫のことをディスっていますが
家族が褒められるのは素直に嬉しいです
メッセージやコメントで
「どうして離婚しないのですか？」
「早く離婚したほうがいいですよ」
「なんで結婚しちゃったんですか？」
「早く逃げて～」
「夫さんのこと愛しているのですか？」
「こんな夫、私だったら即離婚です」
「メリット０でデメリットだけですよね？」
というご質問やご意見が
かなりの数になっていますので
夫に対する気持ちをお答えしようと思います
結論から言うと
私は夫に対して愛情はあります
そして
夫が努力している限りは即離婚はありません
ただし、夫次第では離婚を躊躇しない覚悟も
同時に持っています
勝手に同居を決めてしまったことや
私ではなく義両親の味方をすること
事なかれ主義でやる気がゼロなところ
意味不明にドヤ顔するところ
５歳児並みに褒めて褒めて要求が強いところ
我が夫ながらイラっとくることも多く
脳内で「ポンコツ野郎」と名前変換して
思い浮かべることもあるのですが
超ド田舎という閉鎖的な社会で
頭のおかしい両親に
見栄のために教育虐待されつつも
幼い心をすり減らしながら
夫なりに懸命に生きてきたことは
私も認めるところではあります
そして
花にすら自由に触れられないような
不自由な幼少期に懸命に身に着けた
ピアノ・剣道・水泳・暗算・習字の特技は
夫の地頭や美意識を形作ってくれた
とても重要な要素だと思っています
私は習い事をさせてもらえなかったので
耳コピで流行りの曲をアレンジして弾けたり
ピアノだけでなく楽器が演奏出来たり
電卓入力するよりも早く２桁×２桁の暗算ができたり
夫の特技を羨ましく思う部分もあります
夫の性格は色々とアレなんで
好きではない部分も多々あるんですが
私は夫のことを感性の部分で愛しています
熱烈に恋愛して結婚したわけでもないし
元彼と別れて気持ちが落ちている時に
懇願されてOKしてしまった妥協婚であって
どちらかというと
出来の悪い兄を思いやる気持ちだったり
幼馴染に対する友情の気持ちだったり
時に迷子の５歳児を保護する気持ちだったり
男女のラブラブな恋愛感情と言うよりは
幼い頃から知っている者同士に自然と育まれる
家族愛に近いものだったように思います
だから多少ポンコツでも
まあ仕方ないかって
大目に見ちゃう気持ちもあるんですよね
感性も地頭も人並み以上なのに
社会で実力発揮できない残念さは
本人が一番不甲斐なく思っているはず
高校の同級生は一流大学を出て
出世コースにのったり海外留学したり
華々しく活躍している方もいて
「スゲーなぁ、一緒に馬鹿やってたのに
随分と遠くに枝分かれしちゃったな
俺、こんな田舎に落ち着いてかっこ悪いよな
でも、都会に出て戦うのもう怖いんだよ」
と自嘲気味に呟くこともありますし
「この田舎が俺たちの身の丈に合ってる」
自分に言い聞かせるように
私に訴えてくることもあります
田舎に強引に帰ってきたのも
プライドが許さないのか
詳細は語ってくれませんが
都市部の会社での挫折が原因だったよう
勝手に田舎に帰って
同居することを決められて
あり得ない！とムカつく気持ちもありつつ
一方で
夫も今まで頑張ってきたよね
もう戦うのが嫌になったよね
自分を嫌いになって死にたくなる前に
田舎に帰ってリフレッシュしようか
そんな気持ちで
最終的に同居を了承した経緯があります
都市部での傷が癒えないうちに
プレッシャーをかけたくなくて
私さえ我慢すればと
甘やかした部分もありました
芸術を語る時の表現の美しさ
文学を評論するときの言葉の豊かさ
ピアノの慈しむように弾く姿
夫の感性を愛しく思うとき
いつも少しだけ
優しく哀しい気持が混じります
”どんな形でもいいから
夫君の望むような自己実現が
できるといいのにね
もう少し田舎で休んで傷を癒して
自分のことをカッコいいって思えるように
また社会で戦えるといいのにね
あなたはこんなところで
うずもれる人なんかじゃないよ
本当はもっと素敵だよ”
口には出さないけど
夫の中で怯えている小さな男の子を
大丈夫だよって言い聞かせて
ぎゅっと抱きしめてあげたい
例え私の元に戻ってこなくてもいいから
自分の道を見つけて
羽ばたいてくれたらいいのになって
思ったりもします
そしたら私はもっと遠くに羽ばたいてやるけどな
取り留めもない雑感も混じりましたが
私の夫への愛情はこんな感じです
皆さんの夫婦の形はいかがでしょうか
今年のお花見は難しいけれど
気分だけでもお花見ムードで
ニットワンピースの時に履くと
お尻が上がってウエストがきゅっとなって
別人のようなシルエットに
パリのルイヴィトン美術館の限定商品
安心の正規輸入品です
綺麗なお色が揃っている
ウエストシャーリングワンピ
春の風に揺れるプリーツ
素敵ですね
バックプリーツワンピはたくさん出ているけど
こちらは綺麗色も揃っています
赤でもリネン素材なので
大袈裟にならずに着られそうです
