麦の脱穀
子どもの頃農家だった実家では裏作に大麦をつくり、主食(麦飯)の材料として収穫していたものです。
ご飯は麦飯、お弁当も握り飯も麦飯が普通の時代でした。
6月の田んぼは黄色い麦秋、空にはひばりの高鳴きが農村風景として脳裏に焼きついています。
刈り取って脱穀したあとの麦わらから、先端部の茎を切り取り、ストロー代わり、シャボン玉飛ばし、虫かごを編んだりして遊んだ記憶があります。
麦を刈り取ったあと水田として田植えが行われていました。
現在は農村風景から麦秋が消え、5月連休には田植えを行うという時代になりました。
今年畑の土壌改良と除草のつもりで麦(品種は忘れました)をつくりました。
ジャガイモの畝に播いたら、種を密に播きすぎたのか、草は生えない、ジャガイモも生長しないことになり、除草には成功しましたが、ジャガイモの収穫はダメでした。
脱穀機がないので、バンブー脱穀器?(竹棒たたき)で脱穀し、種を採取、来年の種に保存します。
穂を砕いたものをテミにいれて、風にかざすと細かいゴミは遠くに飛んで、モミだけ選り分けることができました。