7時直樹は今にも崩れそうな心を抱えながら目を覚ました。
するとふいに携帯がなりだした。
どうやらメールが届いたようだ。
送り主は委員長
件名は連絡事項。
「今日は台風接近中のため臨時休校。」
いつもなら飛び上がるほど嬉しいメールが今はただの文字の羅列としか認識出来ない。
それほど直樹の心は鑢で削ったようにボロボロになっていた。
仮に友香ちゃんの話が本当だったら俺は今日殺されるおそらくは親友の手によって。
そんな事を考えているとまた新しいメールが一通届いた。
…送り主はあずさ
件名無題
「朝早くからごめん今から会えない?大丈夫だったら9時に駅前の喫茶店に来て。大事な話があるの。」
メールはそこで終わっていた。
なんだあずさの奴。
あいつがこんな事するの珍しいな。
だが何時までも部屋の中でウジウジしていてもしょうがないと思った直樹は服を着替え家を後にした。
今の時間は8時45分普段なら喫茶店まで自転車で15分行けるが今日は台風のなので歩いて行くしかない。
(ちょっと遅れそうだな。あずさにメールしとくか。)
直樹は携帯を出しメールを打った。
宛先あずさ
件名無題
「ごめん、ちょっと遅れる」
「よし、後はそうし・・・」 メールの送信ボタンを押そうとした直樹の目に信じられない光景が移った。
…それは携帯の画面シール反射して写った研二の顔だった。
