日曜日。

根室では某有名鳥見宿に宿泊しましたが、地震以降客足がぱたりだそうです。

翌朝は天候も落ち着いて、朝8時から歯舞クルーズへ。

根室半島でも花咲漁港では港湾設備に津波の被害があったようですが、歯舞漁港は無事だったそうです。
船長さんの家は、海から30mのところにあるそうですが、少し水が堤防越えてきたけど何ともなかった、と話していました。

今回はウミバトの夏羽を見られればと思いましたが、延べ6-7羽程度観察できました。
ただし、どれも遠かった・・・。

Kea's Field Note

わたしの場合、双眼鏡で確認してからカメラ構えるので、遠ざかっていく鳥は確実に遅れます(笑)

ウミバト夏羽は翼に白斑がはいるので、遠くからでもそれとわかります。

それから、夏羽のケイマフリと・・・。

Kea's Field Note

ウトウはたくさんの個体を観察できました。
Kea's Field Note

他にはウミスズメ3,シノリガモ、クロガモたくさん、カモメ類、アビ類。

歯舞クルーズも来年からは気楽に乗れなくなるらしい噂があり、最後に乗っておいてよかったと思います。

岸壁まで戻ったところで、おかしなコオリガモを見つけたので、車で接近してみました。

Kea's Field Note

コオリガモの(ほぼ)夏羽のペアです。

白い顔が、見事に黒くなるものですね。

普通この時期には北海道に来ることはないので、夏羽も意識していませんでしたが、去りゆく間際ならではの個体が観察できました。

もう一つ、この時期に見ておきたかったのは・・・

チシマウガラス夏羽です。

$Kea's Field Note

冬羽個体をはるか遠くからスコープで眺めたことは以前ありましたが、実質初見のような鳥です。

$Kea's Field Note

見ているそばから、どんどん数が増えてゆきチシマウガラスだらけに・・・。

貴重な光景です。

その後、温根沼大橋からヒメハジロを捜索しましたが、湖はるか遠くの方にいたかも知れませんが、
これは諦め、内陸方面へと移動しました。