今週末は、久しぶりに一か八かの賭けに出てきます。

移動性の高い鳥なので、週末までいるのか不明ですが・・・・(謎)

報われるのか、撃沈するのか、楽しみにしていてください。

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さてさて、渡りといえば、毎年決まったように同じようなところに出現する鳥もいれば、気象状況やえさの多寡によって日和見的に移動する鳥もいますね。後者ではアトリ科の一部やシロフクロウが該当します。英語では"migration"に変わって、"irruption"という概念が別にあります。

なんの実がどう不足ならどう動くとか、そういう実証はあまりなされていないはずです。
俗説で○年周期とか言われますが・・・。しかし、毎年どうなるか読めないので、それがまた楽しみでもありましょうか。

一方、定型的に渡る鳥でも、一部の地域個体群は渡らなかったり、渡る群れと渡らない群れが混在していたり・・・と一口に夏鳥冬鳥旅鳥と分類できるものでもありません。

低地・山地の移動等も局所的な渡りと見ることができます。そうすると、全く渡らない鳥というのが、むしろ例外的な存在だということがわかってきますね。身近な鳥でも、意外に多くが渡っているので、もしかすると夏と冬では入れ替わっているのかもしれませんよ?

例えば、メジロですが・・・・。
冬になると低地に下りてくるのですが、一方で海を越えた渡りもしています。

Kea's Field Note

これは、某離島での観察ですが、特に秋シーズンは大型の群れを観察できます。
こうした群れが、海外から渡ってきているのか?ただの国内での南北移動なのか?必ずしも明らかではありません。

注目すべきは、大陸系のチョウセンメジロがたまにその中に混じっていることです。
海を渡ってきたのであっても、何もおかしくはないでしょう。

秋は柿の木に来ていることが多いので、なんだメジロかで済まさずに、一羽一羽要チェックです。