一度は寒くなったパリの夏でしたが、この２週間ほど再び真夏の太陽が顔を出しました。
９月に入り、少しずつ暑さも落ち着いてきたようです。
今年7月9日、ポーランドの首都ワルシャワで冷戦終結以降最も重要な北大西洋条約機構NATOの首脳会議が開かれました。
そして首脳会議の初日、ロシアを抑止するために東欧(ポーランドとバルト三国)に4000人の多国籍部隊を派遣することが発表されました。
もちろんフランスもこの派兵に貢献することになります。
本記事では、フランス語版ルモンド・ディプロマティック８月号一面から【大西洋の挑発】を私なりの翻訳と解説を交えてお伝えします。
【大西洋の挑発】
セルジュ・アリミ 2016年8月
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【大西洋の挑発】ニースのテロとNATOの首脳会議
