演技というものを見誤らないで!


マネを入り口として、イメージを膨らませることはあっても、
マネはあくまでもマネであって、演技ではないんです!!

○○みたいな
とか
○○のような
っていうのは、イメージする側に必ずなにかの模写をしている状態であって、
それはまだ演技の入り口に過ぎないんです。


本当はそこからイメージを膨らませて、キャラクターが作られていくんだけど、
膨らませることなく、それを固定キャラとしてやってしまっている
声優さんや役者さんのタマゴを多く見かけます。


また同じマネでも、アニメ等の二次元世界のマネは禁物なんです!

なぜなら、プロの声優さんが作り出したものであって、
実はそこにはリアルは存在しないからなんです。

演技とはリアルなものからイメージをもらい、リアリティを作り出す作業で、
この段階でリアルはなくなります。

数学的な話になっちゃうけど、仮に上の理論が成立するならば、
リアルからリアリティは作り出せても、
リアリティからリアリティは作り出せないんです。


そう…。
そこに出来るのは、マネや模写だけ…。


マネだけでは、人の心は動かせないです。

人の心を動かせるのは、そこにある真実だけ…。



声優や役者は、そこに存在するリアルな真実を、
リアリティに受け流さなくてはならない。


人は楽を方に流されがちで、簡単に出来てしまうマネに行ってしまうことが多いですが、
1度楽を知ってしまうと、そこからなかなか抜け出せなくなってしまいます。

でもそのままでは、本当の演技にはほど遠く、
その道を目指す人の多数は、いずれ自然淘汰されてしまいます…。


そうなる前に!

今!すぐ!
本当の演技とはなにかを学んでください!


この世界が本当に好きなのであれば…。



ってなかんじで、今日はこのへんで!