∬ はじめに
火曜日名物だったコーナー「ガラピコにんじゃしゅぎょう」が、先週の火曜日3月22日で、忍者検定があって、終了となりましたね。
本コーナーに関連するある話を、いつか投稿したいと思っていたんですが、ぐずぐずしていたら、終わりが来てしまいました;;
それは、ある大昔の忍者番組なんです。私のような年寄りくらいしか語る人間は居ないだろうから、今語っておきたいと思って。
∬ お疲れ様でした
まずは本コーナー、お疲れ様でしたね。先日の最終回でガラピコ師匠が言っていたように、3年間、まこあづ忍者、修行を頑張りましたね。3年間なので、ちょうど、まこあづ就任直後からです。
今まで色んな修行があって、そのたびに、誠赤忍者、杏月青忍者ちゃん、お手本の修行の型を見せねばならず、正確な動きを毎回覚えて披露。いやあ、練習と本番、これはとても大変だったと思います。そして寄せられてきたご家庭からのお子さんの修行の様子。これら一つ一つに映像を見ながらの温かいコメント。お疲れ様でしたね。そしてありがとうございました。でも、体操兄姉なので、とてもやり甲斐があったでしょうね。
そして、お手本として、子供役のゆういちろう忍者、あつこ忍者ちゃんも色々と手本を見せてくれました。これがお子さんの修行の様子を投稿するのに大いに役立ちました。ありがとうございました。
今まで、どんな修行があったのかを、ちょっとここで3年分を並べてみましょう。
- かくれ身の術
- 棒つかいの術
- くもの巣くぐりの術
- ころがりの術
- 石渡りの術
- 岩つみの術
- 的あての術
- 玉はこびの術
- しゅりけんだま
- 変身の術
- しのびあし
- 川わたり
- 城作り
- 忍者検定(2020/06/30(火)、2020/03/31(火))
- 更には、スペステや、スタジオライブ でまこあづの赤&青忍者コーナーが有りましたね。
∬ 流行り廃れ
子供に人気な物って色々有りますが、時代が変わっても今もずっと人気なものがありますね。おかいつを見ていて常々感じるんですが、例えば以下は、私が子供の頃から人気でずっと続いています。
- 忍者
- 恐竜
- 妖怪
- ロボット
- 魔法使い
忍者というと、アニメでは私が子供の頃から「少年忍者風のフジ丸」や「サスケ」等が有りました。、
逆に、廃れたものもありますね。あまりパッとは思いつかないですが例えば挙げると、
- 侍もの
忍者ものとは逆に、侍ものはめっきり減った気がします。そもそも毎週放送する時代劇自体を民放では やらなくなりました。
私が子供の頃は、男の子はチャンバラ遊びが定番でしたが、今は やらないのでは? - だっこちゃん
私より上の世代になります。腕に巻き付ける空気人形です。 - たまごっち
一時期大ブームでしたが、今も生き続けてはいますね。
忍者は、今も引き続き人気で、アメリカのハリウッドでも出てきたりしますね。日本を代表するキャラクターです。
今日は、そんな忍者の古い実写ものの話です。
∬ 仮面の忍者 赤影
この番組のWikipediaは、こちらです。
幸いに公式動画が有りますね。指します。
仮面の忍者赤影 第01話[公式]
仮面の忍者赤影 第02話[公式]
「ガラピコにんじゃしゅぎょう」と似ていると思う点は、赤、青、白が主役の点です。
ご存知、おかいつの方は、白がガラピコ師匠、赤は誠忍者、青は杏月忍者ちゃんです。
仮面の忍者…の方は、赤影(あかかげ)が主役の大人の男性。そして青影という男の子の子供忍者がいました。そして白影という、赤影を慕う初老の手下の忍者がいました。
それで、おかいつで本コーナーが始まって、しばらく経ったときに、大昔のこの番組とちょっと似ているなと思ったんです。
ほとんど覚えていないんですが、記憶に残っている点とか、今改めて思うこと等を述べると、
- 主役だった仮面の忍者・赤影は、今、改めて見ると、シュッとされていて、少し誠兄に似ている気もしますね。
大体私が子供の頃から赤は女の色だったんですが、赤で男を主役というのが当時大胆な決断だったかも。戦隊シリーズが始まるのがそれより時代が随分くだってですが、レッドで男で主役というのがこの番組は時代の先を行っていたかも。 - 青忍者の青影(あおかげ)は、おどけて『大丈夫』と決めるのがお得意の決めポーズでした。この時、片手の親指を自分の小鼻に当てて、そこを始点として手の平を回すようにしてパッと開くんです。この役をされていた金子吉延さんは、その後も色んな番組で活躍されて「どっこい大作」等でご活躍されました。
- 白忍者の白影(しろかげ)は、大凧に乗って登場するのが名物シーンでした。『赤影さまぁー!』と叫びながら凧に乗って登場するんです。大きな四角い凧で、うつ伏せではなくて凧の四隅に手足を入れて仰向けに乗ります。
この役だった牧冬吉さんは、テレビの他の時代劇で何度かお見かけしました。でも悪役が多かったんですよ。この番組では善玉だったので、子供心に見るたびに、悔しくて残念に思っていました。
∬ 手記
更に脱線して余談を。
今から10年よりもっと前ですが、あるとき週刊誌に赤影だった坂口祐三郎さんの手記が載り、それをたまたま読んだことがありました。
当時のこの子供番組は、驚くほどギャラが安かったそうです。大人向けの番組に比べて随分ひどい状況だったそうで。それから、この時代は子供番組に出演すると俳優界で結構見下されていたそうです。ここは、同じような経験を聞いたことがあり、初代ウルトラマンに出演されていた主役の黒部進さんも語られておりました。
子供番組を応援している立場なので、何かこう切実な思いで読みました。
ギャラの話については、全体的には子供番組はそうだったんでしょうね。ただ、視聴率とかなり関係があったかもしれません。というのは、私が子供の頃は「ケンちゃんシリーズ」(TBS系列の木曜日19:30~)が大人気だったんですが、そのとき子役でケンちゃんだった宮脇康之さん(現在改名され宮脇健さん)の手記も読んだことがあるんですが、当時相当高いギャラだったそうです。
子供番組の地位については、その後、嬉しいことに徐々に上がっていったような気がしますね。初代仮面ライダーだった、藤岡弘さんはテレビで頻繁に当時のことを嬉しそうに語られてきたし、ウルトラセブンの森次晃嗣さんもそうですね。そして、仮面ライダーや戦隊もの、ウルトラマンは、今も続いていて、若手俳優の登竜門ですね。
藤岡弘さんの息子さんも、今、仮面ライダーの映画に出て来ていますね。
おかいつも60年以上続いて、認知度が高くて嬉しいです。ご卒業後のお兄さんお姉さんは、なにがしかの番組に出て、肩書で説明されますし。
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