2020年版 行政書士『合格のトリセツ 基本テキスト』【第1刷】訂正表

2020年版 行政書士『合格のトリセツ 基本問題集』【第1刷】訂正表

 

第5節 代理(P45~59)その2

<代理権の濫用>

 

【学習コンパス】

基本テキストP48に、「代理権の濫用」があります。

 

色々な資格試験の問題を見てきましたが、代理権の濫用事例の問題文は大体こんな感じです。

  

①Aから甲土地の販売を依頼されたBが、はじめから売却代金を横領するつもりで、②Aの代理人としてCに③甲土地を販売しCから代金を受け取り、これを自己の借金の返済に充てた場合、Cは、Aに対して、甲土地の引渡しを請求できるか。

 

①②③で、代理の三要件は揃っているため、原則として代理行為は有効です。

例外として、相手方が悪意もしくは善意有過失の場合は「無権代理」となります。

 

原則は有効であることと、例外で無権代理となることは確実に押さえてください。

(特に、旧民法で学習されていた方は・・・)

 

記述で問われる可能性もあるので、事例と107条をセットで見ておくと良いですね。

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