NPO千葉市子どもおうえんだん主催によるシンポジウムが開かれました。趣旨は‘社会的養護の子どもとくらしと自立を考える‘いうテーマで`こども・若者基金設立記念`に向けて➀放送大学副学長宮本先生による問題提起➁児童養護施設・里親・自立援助ホームなどの方から子どもたちの貧困・家庭環境の実態・自立の問題など赤裸々な報告がありました。問題提起では貧困の連鎖と子どもの貧困率は上昇し6人に1人・ひとり親世帯の貧困率53%、母親の平均収入は児童養護手当を含め223万円、これは親の後ろ盾のない若者は、自立が極めて厳しく、貧困が再生産されるということに対して社会的支援が不可欠ということが提言されました。