東京都北区・赤羽２丁目の行政書士の冨田 賢（とみたまさる）です。
来週の２月１９日（火）に、公正証書遺言の調印式が控えております(^o^)
近時の遺言講座にご来場してくださった老婦人。講座終了後の個別無料相談会にて、自筆証書遺言の見本をお持ちくださり、
「ここまで完全に受遺者や、相続財産の指定が決まっているのでしたら・・・」
老婦人はニッコリお笑いになり
「はい、私もこの際、きっちりと公正証書にしたいと思っていました」
直ちに受注となりました、こういう案件は本当に嬉しく有難く思います。
お仕事が始まったのは１月中であり、
「２月中には公証役場での調印式に持って行けるでしょう」
「あら、有難いわ～、来月は誕生月間だから、その月の内に済ませられれば！」
成程、老婦人のお誕生日は２月１９日とありました、しかも節目とも言うべきご年齢に達することになっています。
調印式の日取りは、もちろん公証役場の空き状況もございますが、私が全てのケースで第一証人を務めることもあり、第二証人のご都合もお聞きした上で、ある程度は私の裁量や進捗状況で自由に設定できるものです。この日で如何ですか？、と遺言者にご提案すると、
「うーん、大安吉日にしたいなぁ」
たまにそんな風に仰る方もおられます。
本件については、案文作成・資料収集、事前の公証役場打合せを含めて２月後半には確実に調印式に持って行けるペースでしたが、
「こうなったらお誕生日そのものに設定できないものか？」
今まで数多くの調印式をこなしてきましたが、実はお誕生日ズバリに執行した経験はありませんでした。それも一つの話題であり、面白いかもしれない！
第二証人を務める専門家さんのスケジュールも確認しておいて、
「どうでしょう、思い切って２月１９日に済ませてみるというのは？」
老婦人はそれはそれは大変喜ばれました、幸い公証役場も日・時ともにＯＫでございました。
公正証書遺言作成じたいが「終活」の総決算であり、人生の最後の大事業であることは言うまでもありません。
それが今回の老婦人にとってはお誕生日にそれをこなしたということで、一生忘れ得ぬ大切な思い出として心に刻みこまれるとともに、私やその他関係者にとっても大変印象深いものとなることでしょう(^o^)/
今後もよろしく閲覧願います。
行政書士冨田賢事務所
行政書士 冨田 賢 (とみた まさる)
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