行政書士講座は、まだ行くな!行政書士試験に53日で独学合格した『非常識』な勉強法 -8ページ目

行政書士試験に53日で合格した方法


はじめまして、行政書士の奥本です。

このブログを初めて来られたあなたに
まずは自己紹介も兼ねて、

私が『53日』で行政書士に合格した勉強法

をお話します。

すぐに取り入れられて、効果の上がる
具体的な勉強法も書きましたので
じっくり読んで下さい。

私が行政書士に合格したのは、平成16年。

24歳で合格しました。
大学を卒業した翌年です。

大学は、大阪市立大学というローカルな
公立大学に通っていました。学部は法学部です。

そして、在学中から司法試験合格を目指して
勉強していました。

「なんだ・・・。

奥本さんって初心者でも無いし
むしろ、エリートじゃないですか。

私は法律のことを全く知らないし、
大学も法学部じゃないです。スタートから
雲泥の差がありますね。

そりゃ、余裕で合格できるでしょ」

とおっしゃるかも知れないので
最初にお伝えしておきます。

その通りです、余裕でした。

私は、余裕をかまして受験しました。

「司法試験で嫌というほど勉強した
憲法と民法の配点が高いんだから、俺が
落ちるわけが無い」

と思い、

薄い参考書を3日ほど読んで
過去問も解かず、一般知識対策もせず
試験科目もロクに知らずに受験しました。

そして、落ちました。。。

そうです、

私は行政書士試験に一度落ちています。

何も勉強せずに合格できるほど
甘い試験ではないのですが、当時は
かなりショックでした。

親にも、友達にも

「司法試験を目指して毎日何時間も
勉強してきたんだから、落ちるわけが無い。
余裕で合格してくるよ」

と大口を叩いていました。

しかし、結果は惨敗。。。

「行政書士さえ受からないのか」

と親から言われ、申し訳ないやら
恥ずかしいやらで、本当に落ち込みました。

余裕しゃくしゃくで合格する
つもりだったのに、法令も一般知識も
基準点に届かず、完敗でした。

正直、泣きたくなりました。

あまりにショックで、自信を完全に
無くしてしまい、司法試験は諦めました。

行政書士試験も二度と受験しないつもりでした。

すべてがどうでもよくなりました。

それから1年間、何がしたいのか分からず
魂の抜けた廃人のようにボーッと生きていました。

この頃は、司法試験に合格した友人や
就職した友人たちに会うのが
嫌で嫌で仕方がなかったです。

彼らが自分より一歩も二歩も
先を進んでいるように見えました。

『こんなことになるなら、
無難に就職しておけばよかった、、、』

後悔していましたし、何より一人だけ
取り残されたようで本当に孤独でした。

「俺は、これからどうなっていくんだろう」

「やりがいのある仕事なんて、あるんだろうか?」

「親孝行もできないのか・・・」

とにかく不安で仕方がなかったです。

そんな廃人生活も1年ほど経った、ある日
偶然立ち寄った本屋で面白そうな本が目に
飛び込んできます。

『行政書士で年収1000万円稼ぐ方法』

というような本だったと思います。

思わず手にとって、一日で読み終えました。

その本には

●行政書士は年齢に関係なく、すぐに開業できる
●やり方次第でちゃんと食っていける
●良いサービスを提供すれば、お客様から感謝される

そして、その具体的なノウハウが書かれていました。

『これだ!』

「就職もせず親のスネをかじっている
俺が、今から人生を逆転するには
行政書士をとって独立するしかない!

もう一度だけがんばってみよう!

絶対に合格してやる!」

気合いを入れて、もう一度だけ
行政書士試験を受ける決意をしました。

しかしその時点で、8月末。。。

当時は旧試験だったので本番は10月下旬です。

願書は締め切りに間に合いましたが、
試験まで既に2カ月を切っていたのです。

この時点で、残り53日。

前年の知識など残っていない、というより
そもそも大した内容は知らなかったし
特に、行政法はゼロからの勉強でした。

とにかく勉強を始めようと
過去問を解いたところ

ダメでした。。。

勉強から1年間遠ざかっていたせいか
憲法も民法も、まるで解けないのです。

知識は覚えているのですが、司法試験と
行政書士試験では出題されるポイントが
微妙に違いました。

「やばい、、、また落ちる」

悪夢が頭をよぎります。

しかし、簡単には諦められません。
もうこの道しか残ってないのですから。

数えると試験まで残り45日。

そこで、自分に質問をしました。

「53日で合格する確率を1%でも
高めるには、何をすればいいだろう?」

答えが浮かばなかったので、今度は

「どうすれば、その方法がわかるだろう?」

と質問しました。

その質問の答えとして思い浮かんだのが

「合格者なら知っているはず。予備校講師が
書いている行政書士合格法といった本や
合格体験記を読めばわかるはずだ」

という答えです。

早速、大きめの本屋に行き、行政書士合格法や
合格体験記を数冊読みました。

その中で講師や合格者達が共通して
行った勉強を抽出しました。
合格者のパターンに自分をはめ込むためです。

ここでわかったのは、

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.法令科目はとにかく過去問と条文を押させる
2.一般知識は、予想問題集を解きまくる
3.本番一週間前に3回見直せる資料を用意する
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

という3点でした。

※注意※
あくまで旧試験時代の話で、新試験制度の
対策はこのメルマガでお話しします。

そこで、過去問と六法を買って、一日
10時間ほど毎日勉強しました。トイレでも
風呂でも勉強しました。

それでも、時間が足りません。

憲法、民法を行政書士試験用に
頭を切り替えなければいけません。

初めての行政法で、時間を
食ったうえに苦手意識が残り
しかも一般知識は手つかず。。。

毎日気持ちばかりが焦って、勉強が
手に付かない日も度々ありました。

しかし、ここでまた、ひらめきました。

実は、私は大学時代から塾講師の
アルバイトをしており、生徒の成績を
上げる方法を研究していました。

2日で12万円という高額な
記憶術セミナーに参加もしました。

脳科学の本も何十冊と読破して、何百時間も
かけて私なりの体系を作り上げていました。

実際に、この方法論で生徒の成績が
上がり、私の授業を受けたいという
理由で入塾した生徒もいます。

『そうか!

あの指導法を自分に
当てはめればいいんだ!』

これが、ターニングポイントでした。

私の逆転劇が始まりました。

サンプル号でもお話しした、

フレーズ暗記法や
暗記量を『半分』にする方法。

さらに、

学習効率を『16倍』に高める方法、
二度と忘れない『最強』の勉強法…等々

塾講師として結果の出た方法
だけを必死に実践しました。

これで勉強が一変。

ギャンブル依存症のように
勉強にハマりました。

問題がどんどん解けるので楽しいし
試験前日まで、このモチベーションが
維持できたので中だるみもありませんでした。

最初に決めた、3つの目標
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.法令科目はとにかく過去問と条文を押させる
2.一般知識は、予想問題集を解きまくる
3.本番一週間前に3回見直せる資料を用意する
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1と2はほぼ完成しました。

3については、時間が足りなかったので
過去問のスペースにポイントを書き込む
という形になりました。

試験当日の朝、

気分は晴れ晴れしていました。

「できることは全てやった。

この53日間に、これだけ成長した
受験生など他に存在しない。

これで落ちても思い残すことはない。」

完全に開き直り、です。

本番は緊張しましたが終わった瞬間

合格したな・・・

と感じました。

結果は、合格。

インターネットで合格発表を確認したとき
本当に、ホッとしました。

そして、思わず男泣きしてしまいました。

私が行政書士試験のために、真剣に
勉強したのは『53日間』です。

かなりの短期合格だと思います。

フェアに申し上げておきますが、
私は法学部出身で、司法試験の
勉強経験もあります。

法律を全く知らなかった、ど素人ではありません。

ですから、完全なゼロから53日で
合格したわけではありません。

しかし、そんな私でも行政書士試験に
一度は不合格となりました。

当時でさえ、難しい試験でした。

試験制度が変わり、より難化している
現行の行政書士試験はもっと大変です。

もし、あなたが行政書士試験で苦労しているなら
私のノウハウを使って欲しいと思います。

ラクして暗記したい、
少ない時間で効率よく勉強したい、
今年、絶対に合格したい

と感じているなら、私の勉強法を
取り入れて合格してください。

何も隠さずに、全てを暴露します。

一緒に頑張りましょう!

長文を最後まで読んでいただき
ありがとうございました。

行政書士 奥本まさや

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何か具体的に聞きたい質問や不安がありましたら

→ gyousyoget@gmail.com

まで、ご連絡ください。

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