アウトドア企業「パタゴニア」が、新たに着目している”食”の分野の
「パタゴニア・プロビジョンズ」の中より、Long Root ALE(ロングルートエール)
というビールが、行然庵にも入荷しました。
通常の小麦の代わりに「カーンザ」という年に複数回数収穫ができる、多年性の
穀物を使い、醸造されています。
「カーンザ」は、根が3メートル近い深さまで達する。
ロング・ルートの名前の由来は、この長い根からきている。
私たちが普段口にしている小麦は、1年生植物で、毎年土を耕し、新しく種を
蒔かないとならない。1年という期間の早い栽培は、土壌を痩せさせ、表土を
失わせることにつながる。
「カーンザ」は、同じ個体から複数年に渡り、実が収穫できる。
根が浅い1年生植物に比べ、深く広く根ざす多年性植物は、土壌の保水力を
高め、豊かにする力がある。
長い根があることで、雑草が生える隙を与えず、農薬も必要ないという、たくましい植物。
これを原料につくられたビールが、入荷いたしました。
一缶 (473ml) 610円 です。
果実を感じさせる独特の味わいと、すっきりとした後味だとおもいます。
ぜひ、おためしください。