が宮嶋勲著「最後はなぜかうまくいくイタリア人」を読みました。
イタリアワインの執筆活動などを通じて、イタリアに通暁している宮嶋氏の視点が参考になります。
・イタリアでは公私の区別が曖昧だ。それで、社会に活気が出て、皆が生き生きしている。いつでも仕事をして、いつでもさぼる。
→私も、公私の区別は、お金は別にして、曖昧の方が良いと思います。その方が発想が豊かになると思います。
・イタリア人は、時間にルーズであるが、他人がルーズであることにも寛容だ。
・イタリア人が最も力を発揮して一生懸命働くのは、家族工房型の企業である。
・いつでも重視すべきは成り行き。最後は何とかなる。
・役割に拘らず、何でも屋になる。
・どのような場においても、その人のやりたいことを許容する。
・古代から続く「寄り道こそが人生」の哲学。
・イタリア人の特徴は寛容であること。正論と不寛容のフランスと対照的。
・子供の時から好きか嫌いかで判断しているイタリア人は、直観が磨かれている。
・マンマ(母親)は家の中をメンテナンスしているので、初めて家を訪問すると、寝室やトイレまで見せてくれる。
・イタリアでは短くて2時間、長くて5時間をかけて食事をする。
・一緒に食事をした場合、たとえ1回だけでも友達、仲間になる。
→確かに、食事は人間関係に影響がありますね。
イタリアにまた行きたくなりました。