命名書草稿~色々なパターンで草稿を\(^o^) | 心を癒す清美な書芸術の追求・書道家 鈴木曉昇

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    伝統書法を基軸とし、技術力を磨きあげる本格派・若手書道家
    書芸術を通じ、人の心を豊かにする事を目標に研鑽しております

ブログをご覧頂いている
友人より、来年生まれる予定の
お子様の命名書の依頼がございました☆


命名書の場合、
ご依頼主様のお子様に対する希望を
書で表すことが大切と私は感じております。


そこで私は(お任せの時もありますが)

様々なパターンで書いてみて
各々ご依頼主様にご覧になって頂き、
その中から、最も近いイメージのものを
更にブラッシュアップしていく…


そのような、過程を踏むことがよいのではと
思っております。


ではいくつかのパターンを見てみましょう。


1.力強いイメージ

 男性的な強さを意識し、
 楷書で書きました。

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2.真面目なイメージ
 
 実直さを表現するため、
 縦画を、細く強い線で書いてみました。

$心を癒す清美な書芸術の追求


3.知的でハンサムなイメージ

 線に柔らかさと伸びやかさを出して
 スマート感じを表現しました。

$心を癒す清美な書芸術の追求


4.凛々しいイメージ

 凛々しさを出すため、
 文字を縦長に、そして輔の縦画を
 細く強く書きました。
 
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5.デザイン書風に

 いつまでもお子様は可愛い…
 そんなイメージでデザイン書風に書きました。

$心を癒す清美な書芸術の追求



以上見てきましたが、
命名はご両親にとって、
お子様への思いが詰まっているものだと思います。

それ故、ご両親にも、
将来ご覧になるであろうお子様にも
喜んでいただけるような命名書を目標に
仕上げたいと思います。