No.1612 (from BOS212) 130107-404 Mon.
ニューヨーク州ニューヨーク市。マンハッタン島。
全米最大の都市、人種のるつぼ、ビッグアップル、眠らない町、エンパイア・ステート。
いろいろな呼び名で呼ばれるニューヨークという街、そもそも、オランダ植民地時代は、
ニューアムステルダムという地名でした。
第二次英蘭戦争の結果、
この地がオランダからイングランドに割譲されるとき、
国王チャールズ2世が、弟のヨーク公を領主にし、地名もニューヨークと改名し、
それで、『ニューヨーク』 となったのだそうです。
このニューヨークが、文化や金融の中心地として著しく発展し、
今なお世界中から人が集まり、桁はずれのスピード感で活気づくのは何故なのか、
そのわけを知りたいものです。
友人が、ブロードウェーミュージカルを一緒に見ようと誘ってくれたので
ペンステーション(ペンシルバニア駅)で待ち合わせをし、
初めてのニューヨークを体験してきました。
イエローキャブ(タクシー)が、列をなして走っていました。
ロックフェラーセンターのツリーと、屋外アイススケート場
↑グランドセントラル駅。
グランドセントラル駅は、とても広くて大きく、天井も高く、その装飾も立派でした。
駅構内に、オイスターの美味しい、オイスター・バーレストランがあります。
生牡蠣をいただき、マンハッタン・クラムチャウダー(トマト味です)もいただきました。
このレストランの入り口のところで、友人が面白いことを教えてくれました。
Whispering Gallery (囁きの回廊)といって、
対角線上のコーナーに立ち、互いに壁に向かって囁くと、
離れているのにお互いの声が聞こえるのです。
「聞こえる?」
「聞こえる、聞こえる !!」
不思議な気分がしましたが、壁の奥から、私の名を呼ぶ友人の声が響き、面白かったです。
5番街を歩いた後、夜8時からのブロードウェイ。
さて、お目当てのミュージカルはメリーポピンズ!! ん、もう、最高でした!!
このストーリー、この音楽、大好きです。
とてもとても感激しました。
魔法を見ているような舞台装置に、素晴らしい歌声とダンス。
言葉にできない感動がわきあがり、舞台終了後は文句なしのスタンディングオベーションでした。
宿をタイムズスクエアに取ったので、劇場からは歩いて帰れる距離。
大変な人ごみの中を、興奮して(頭の中を、曲がぐるぐる回り、からだが踊りだしそうでした)
帰りました。
翌朝、
近くのダイナーに入ったら (アメリカのダイナーは、食堂車を模した気さくなお店)
なんと・・・・
ウェイターもウェイトレスも、皆、仕事しながら次々にマイクを持って歌うわ、踊るわ・・・・。
フレンチトーストも美味しかったのですが、それより
ウェイトレスの挨拶 『ここはブロードウェーのダイナーです。他とは違います』
に感激しました。
『私たちは、単なるウェイトレスやウェイターではありません。
夢を追いかけ、夢を実現させようと必死に生きています。
ときに強烈なジェラシーに悩み、過酷な歌やダンスのレッスンに泣き、
それでも、来年、私たちはここにはいない。舞台の上で皆さまとお目にかかることでしょう。
その日を夢見て、今日を生きています』
というようなことを、きらきらした目で語っていました。
もちろん、その後、
ドネーション(寄付)の箱を持って、回ってきましたが (笑)
エンパイアステートビルの展望台からの眺め↓ 360度のパノラマでした。摩天楼の街。
地下鉄にも乗ってみました。1号線で、セントラルパークへ。
セントラルパークは、とてもとても広い公園です。
次回来るときは、いい季節のセントラルパークをじっくり味わいたいし、
美術館にも行きたいと思っています。
ボストンのサウスステーションからニューヨークのペンステーションまで
アセラ特急で3時間半の旅。
楽しかったです。
長文にお付き合いくださいまして、ありがとうございました。
勉強に集中したいと思っていますので、ブログ更新の頻度を少なくするかもしれません。
次にお目にかかれる日まで。 Bye