先日、支部の任意成年後見手続の勉強会に行ってきました。
後見の手続きには、付随する様々な手続きがあります。
それは、まぁ別の機会に説明するとして。
主にこういった手続きを私たちに頼む人は、独り身の方や、近くに頼れる身内がいないというような方が多いように思います。
こういった手続きを進める時には、お客様の意思を丁寧に確認します。
介護は在宅なのか、老人ホームなどの施設が良いのか、
急な手術費が発生する場合などは、どの口座のお金を使うのか、
延命措置は希望されるのか
かなり細かく多岐に渡って、打ち合わせをするのですが
さて、思いました。
これは、お仕事としてサポートするためにする打ち合わせ、意思確認ですが、
では、近くに頼れる身内がいたり、近くで子どもが面倒を見てくれるような人たちは
そういうことについて、話しているのだろうか?
私は仕事柄もあるのか、母とこういった話はよくします。
実際、サポートする側の子どもの立場でも、意思を聞いておくことで、判断の必要な時、動きやすくなります。
子どもがいるから大丈夫、パートナーがいるから大丈夫、任せる。
ではなく、自身のため、サポートしてくれる人のためにも、
私達のような専門家に頼まなくても、きちんと未来のお話をしておく必要があると思います。
いつそんな日がくるかはわかりません。
このブログを読んだのも何かの縁。一度家族で話してみてください。