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「湯豆腐」を作っていたはずなのですが,全く違ったものが出来上がりました(汗)。

 

最初,豆腐だけにしようかと思ったのですけど,「なんか寂しいなぁ」と思い,しいたけを切って入れてみました。

 

すると,「う~ん,『豆腐』と『しいたけ』だけって,どうなんだろう?」と感じ始め,今度は卵を溶いて落としてみた。

 

かきたまになったので,んじゃネギを……と,あれやこれやとこねくり回してみたら,最終的に訳の分からないものが出来上がりました。σ(^_^;)

 

スタートは「湯豆腐」だったはずなのですが,ゴールは「豆腐をベースにした何か」になってしまいました。

 

 

最初に“目指すべきもの”を決めていたはずなのに,途中であれやこれやと考えているうちに,ゴールを見失ってしまった。

 

 

うん,これまさに「失敗する系の受験生」の姿です。

 

「合格」というゴールを目指して進んでいたはずなのに,途中であれこれ考えているうち,収拾がつかなくなっていく。

 

私のように料理で失敗するのなら,別に問題ありません。

だって,最終的には,責任を持って私がムシャムシャ食べますから(現に,さっき全部食べました。大変ビミョーな味)。

 

けど,受験勉強の場合,全然違います。

なにせ「人生の時間」を費やしているのですから,料理の失敗とは比べ物にならないほどの損失です。

 

 

しかし,こういうことを受験生の皆さんは,結構やってしまいがちです。

特に,今ぐらいの,試験が終わってすぐの頃です。

 

なぜそういうことをやってしまうのかと言うと,「冷静な判断力がなくなっているから」です。

 

では,なぜ「冷静な判断力がなくなっている」のかというと,ストレートな言い方をしてしまえば,「『失敗』の記憶が,強烈に頭に焼き付いているから」です。

「『失敗』の記憶」が,あまりにも鮮明で,あまりにも刺激的で,あまりにも強烈だから,その衝撃のメガネをかけたまま,物事を判断しようとするため,判断力がなくなってしまうのです。

 

 

各予備校の分析会が,今日で一区切りついたと思います。

 

そうですね……私の経験から言うと,もう1週間くらい勉強から離れておいてOKです。

すると,今度は以前お話ししたように,本試験の採点結果(データ)が公開され始めます。

 

客観的なデータが揃い,それと照らし合わせることにより,徐々に衝撃のメガネがなくなり,冷静な判断力を取り戻し始めます。

これで,ようやく来年の試験のことが考えられます。

 

 

ショックだったことはわかります。

 

でもね,だからといって,冷静な判断ができない状態で,衝動的に物事を判断するのは止めましょう。

 

何よりも,冷静な判断ができない方というのは,行政書士を始めとする士業の仕事には向いてません。

冷静でない依頼者の方と対峙し,法的判断を責任を持ってなすのが行政書士です。

なのに,行政書士のこっちまで冷静でないというのは,実に最悪な状況です(汗)。

 

何事においてもクールに判断する,パーティーの“まほうつかい”的立場にあるべき存在こそ,士業というものです。(・∀・)

 

 

もうわかりますよね。

 

つまり,私は士業に向いてないのだ!(涙)