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長崎県長崎市で車手続きや会社

設立、建設業許可等を取り扱う、

行政書士の「士魂商才」です。

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今年のＧＷは、熊本の草千里で

開かれるカブ主総会（所謂、オー

ナーミーティング）に参加しようと

張り切っていたのですが、このご

時世、当然に延期となりました。

この日のためにコツコツとカブをカ

スタムしていたのですが、まあ、

仕方ないですねえ。

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寒さが苦手な私の大嫌いな冬が

終わり、ようやく春がやって来て

暖かくなると、今度は地獄の花粉

症の季節が始まります。

止まらないクシャミ、鼻水の辛さ

に、杉の木テメーこの野郎と怒り

に我を忘れそうになりますが、杉

の木もただ自然の営みを続けて

いるだけで、彼らに罪は無く空し

いばかり。

今、花粉を盛大にばら撒いている

のは、敗戦後、国の再建の為に

大量の材木が必要となり、１９５０

年代から植林された杉や檜たち。

材木が有れば高値で売れる好景

気に欲をかいた連中が、欲望の

ままに大量に植林を行った結果、

国内の森林面積の４０％を占める

までになりました。

林野庁に至っては、それに伴い

ガバガバと入ってくる税金に、そ

れを全部自分達で使えるように

すればウハウハだし、国から口

出しもされなくて済むようになると、

これまた欲をかいて自分達だけ

の独立した会計にしてしまう始末。

そして、ここからはご存知の通り、

海外から安価な材木が輸入され

るようになり、国産の材木の価格

は暴落、植林された杉やヒノキの

森林は成長する前に二束三文と

なり、そのまま放置されてしまい

ます。

杉の木はおおよそ３０年程度で花

粉を出せる状態になりますので、

１９５０年代から７０年代にかけて

大量に植林された杉達は１９８０

年頃から花粉を出すようになり、

それ以降、毎年春になると日本人

を花粉症で苦しめている訳です。

害があるのなら、林野庁あたりが

予算を使って伐採なりの対処を

すべきでしたが、税収も激減して

いるのに独立会計の林野庁には

当然そんな予算はなく、何の手当

も出来ないまま今に至ります。

この経緯を知れば、誰でも花粉症

は決して自然発生的な災難では

ないと思うはず。

国もさすがにこれはマズい思った

のでしょう、２０１２年にようやく林

野庁の独立会計を廃止して国の

予算を使えるようにし、更には２０

２４年から国民一人一人に年１０

００円の森林環境税を課し（！）、

森林の整備を行うことにしたよう

です。

でもこれって、完全に先人や国の

失策のツケを我々国民が支払う、

典型的なパターンですよねえ。

B’z / HOME

を聞きながら。

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花粉症は人災である