めんどくさい | 人生に手遅れは無い!!  秋田の行政書士 金子里見事務所

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秋田から離婚・夫婦・男女問題、相談・遺言作成、を中心に情報を発信
「人生に手遅れはない」を座右の銘として、お客様のサポートをいたします。

先日お見えになったお客様から聞いたお話。

少し前に離婚したが養育費のことを決めていなかったため大変な思いをしている
今からでも絶対にもらう、と言っている友人がいる。

ということでした。

しかも、協議離婚ではなく調停だったそうです。

調停委員は、幼い子供の養育費のことは決めるように言わなかったのでしょうか。

それともなかなか金額が決まらなかったので面倒くさいから
とりあえず離婚だけして離婚後も相談をするよう
話をまとめてさせてしまったのでしょうか。

こういうケースは多いのでしょうか?
それともこの調停委員だけなのでしょうか

そもそも調停というのは、当事者から話がなければ
養育費のアドバイスすらしないものなのでしょうか
私の頭の中では?マークでいっぱいです。



そのお客様も旦那と養育費のことを話すと面倒くさくなりそうだから
とりあえず早く離婚だけしてしまいたいというようなことを言っていました。

離婚後に話し合いをするほうが面倒くさくなるから
子供のことを考えるなら、今きちんと決めておくように、と
アドバイスしました。

いろいろな人からお話を聞くと
養育費をもらわない、または、きちんと決めないで離婚する人は、結構多いようです。
理由は、(話し合いでもめるのが)面倒くさいから。

養育費は、「子供がもらう権利を有するもの」です。

面倒くさいという理由のみで子供の権利を奪ってはいけません。
それは結局、将来自分も困ることになりかねないのです。