みなさん、こんにちは!今回のテーマは、「お墓には、どこの誰まで入ることができるの
か」です。
お墓へ遺骨を埋葬するのに、原則として承継者と墓地運営者の許可が必要です。また、墓
地によっては、「使用者からみて6親等以内の血族もしくは、3親等以内の姻族」までと埋
葬できる範囲が決められているところがあります。ルールがある墓地については、その規
則に沿って埋葬する必要があります。つまり、整理して書くと、お墓は、承継者と墓地運
営者の許可、墓地や霊園のルールに則った親等まで埋葬できるということです。
ちなみに3親等以内の姻族とは、自分からみたそう祖父母や甥っ子、姪っ子、ひ孫とその
配偶者までが、範囲です。血族の6親等は、6世代を隔てている関係になるので範囲はもっ
と広く、自分からみた従兄弟姉妹の孫もその中に入ります。実際的にはかなり遠い親戚まで
同じお墓に埋葬することが可能ですが、いくら親しくても、赤の他人は埋葬することはでき
ません。
ところで、お墓にはかなり遠い血族まで埋葬することができるわけですが、墓石の下の
スペースは限られているため、埋葬数には一応の制限があります。あふれるほど埋葬すると
いうことは、ほとんどありませんが、万が一、スペースがいっぱいになった場合は、先祖の
遺骨は合葬するという方法もあります。