ロンドンの2日目午後です。このツアーに申し込んだ時には、ロンドンの西、郊外にあるウインザー城に行く計画になっていましたが、何か王室の行事があったのでしょうか、途中で変更になり、代わりにハンプトン・コート・パレスに行くことになりました。ウインザー城は、現在は公務を離脱しているヘンリー王子がこの中にあるセント・ジョージ礼拝堂で結婚式を挙げたところでもあり、また、バッキンガム宮殿と同様な衛兵交替式もあり、行きたいと思っていたところだけに、ちょっと残念でした。
代わりのハンプトン・コート・パレスですが、こちらもロンドン郊外の西方にあるのですが、王室が所有してきた優雅な庭、イングリッシュガーデンで有名のようです。
下の写真は、入口です。
下の木の剪定すごいとおもいませんか。
下の庭が、いわゆるイングリッシュガーデンの1類型だと思われます・
さて、ロンドン2日目、本日の夜は、今回の9日間のイギリス旅行で、唯一夕食がセットされていない夜です。また、明日は朝から飛行場に行きますので、ロンドンの街には行けません。ということで、このハンプトン・コートからホテルへ帰った我々は、地下鉄に乗って、ロンドンの街へ繰り出すことにしました。
ロンドンの地下鉄に乗る際には、現金を使うよりも下の写真の
OYSTERカードを買うのがベストです。システムは、日本の交通系ICカードであるsuicaやpassmoと同じで、事前にチャージして、タッチして乗車し、当該料金分だけ引き落とされるシステムです。そのため、いちいち区間料金を気にする必要がなく、また切符を買う手間もありません。また、路線バスにも使用可能ということでした。
そして何より、このOYSTERカードを使う場合と、切符を買う場合で、運賃が相当程度違うのです。確か、OYSTERカードで支払うと、半分程度だったような気がします。
そんなわけで、私たちはOYSTERカードを使用しました。でも、今回このカードを購入したわけではありません。以前、私の息子がロンドンで勤務していた時に購入したものをもらい、日本から持ってきたのです。それも我々2人が旅行に来るのを見越していたのか、都合よくカードが2枚あるのです。よって、カードの買い方はよくわかっていません。すいません。
私たちホテル近くの駅は、”ParkRoyal”、といい、下の写真です。日本でもそうですが、市街地から外れると地下鉄なのに地下ではない、そんな駅でした。
降りる駅は、12駅目のGreenPark、所要時間28分結構遠いです。
時間が遅いこともあり、あまり地下鉄に人は乗っていなかったので、車内の様子も写真を撮りました。
さすが、チューブというだけあって、車内は狭く、向かいに人と結構近い感じがしました。
ロンドンの地下鉄の料金は、駅ごとにゾーンが決まっていて、そのゾーンごとに料金が決まっていました。ゾーンはロンドン中心地帯が1で、郊外に向かっていくほど番号が大きくなるということで、我々のホテルの近くの駅ParkRoyaはゾーン3でした。加えて、ロンドンの地下鉄は時間帯によっても料金が異なり、通勤時間帯は1割程度は高くなっていたと思います。ゾーン3からゾーン1まで行くと、料金は3ポンド、600円程度です。日本と比べるとやや高めの料金となっていました。
GreenPark駅を降りた我々は、ボンドストリートを北上しました。下の写真がその通りの様子です。ブランドのお店がずらっと並んでいます(左側の一番手前赤い旗がグッチです)。ただ、時間が遅かったので、多くの店がもうすでに閉まっており、お店の中に入ることはできませんでした。
下の写真、右手前がブルガリですね。
そして、ボンドストリートがオックスフォードと交差したとことで、左に曲がりました。オックスフォードストリートは片側3車線の大きな通りで、まだまだ人でにぎわっていました。この通りを西へ少し行くと、セルフリッジズというイギリスで2番目に大きく1909年創業のデパートがあり、そこへ行きました。下の写真がそのデパートの外観です。
デパートは、まだ閉館の時間ではなかったのですが、ボチボチ人はいました。我々はまだ食事をしていなかったので、デパートの中で食べることが出来ないか少し探したのですが、見つからず、疲れてきたので、買い物も気が乗らず、デパートを出ました。
道路(オックスフォードストリート)には屋台もあり、食べ物もあったのですが、衛生面が気になって食べることは出来ず、地下鉄に乗って帰ることにしました。
下の写真は、オックスフォード・サーカス駅です。屋根も少しカーブとなっており、ほんと、チューブのようでした。
乗車後、oysterカードの残高を確認すると、下の写真の通り0.1ユーロでした。
結局食事は、ホテルの近くのスーパーで、パンやビールを買って夕食としました。
ホテルの名前は、ハンプトンバイヒルトンロンドンパークロイヤルでした。