2月の休日の一件です。

うちの息子、まだ2歳で保育園のクラスのナンバーワンのワルです。

そりゃ、「まだ2歳なんだから」って自分に言い聞かせながら接してはいるんですが、

公園に行こうとして日焼け止め塗ろうと椅子に座ろうとしたら・・・

椅子に何やら肌色のものがベッタリ。

まぁ、それ以前に「その椅子、そもそも落書きだらけやん」ってツッコミが入りそうですが。落書き、何度叱ってもやる。ついでに長女(4)も便乗してやる。

イケアの安物のビニール椅子なんで、もうあきらめていました。

ついでに言うと椅子の座面には紙に肌色べったり塗りたくったものが置かれていました。

私、思わず、漫画でよくあるセリフにならない声の吹き出しの

「〇☆×*%&~」

みたいな感じの声をあげてしまいました。

うっかりこれに座ってしまったら「ペンキ塗りたて」のベンチに座ってお尻と背中が肌色べったりという大惨事だったのでは?そこはセーフだったとして。

椅子のシートと背もたれの間になにやらキャップのようなもの。(写真に見えてますね)

そして、机の上にはキャップの本体が、無残な姿で置かれていました。

もう、それで私の頭はプッチンと切れてしまいました。

ヤツは私の化粧ポーチから新品の資生堂のコンシーラー(クレヨンぽいやつ)を勝手に取り出し、紙と椅子の背もたれを「ぬーりぬり」していたのです。

 

 

今まで生きてきてコンシーラーなんて使ったことなくて、50代になったんだから「ここぞ」というお出かけのときは使ってみようと用意していました。ただ、「ここぞ」って時がなかなか来なかったのです。

ああ~せめてこの肌色が今使ってる安物のBBクリームであってほしかった。

 

(マスク生活で顔の上半分しか塗らないのでめっちゃ長持ちしている・・・)

 

もう腹が立って、息子(2)の顔をぬりぬりした背もたれにぐいぐい寄せて

「元の状態に直しなさい」

・・・ってそんなこと出来ないこと分かってるのに。私はもう公園に行く気なんてすっかりなくなっていました。

息子(2)もギャーっと泣いてふて寝しました。

 

 

その間にシートタイプのメイク落としで椅子をふきました。

その残骸となったコンシーラーはこちら。コッテコテのベッタベタです。

 

今日だけで何センチ使われたんだろう。そしてあと何センチ残ってるんだろう。

リップクリーム(メンソレータム系)、出しすぎて引っ込まなくて困ったことありませんか?

それが怖くて、もう引っ込めることしかできませんでした。

新品だったのに、こんなに引っ込みました。(泣)

 

その2週間前は、買ったばかりのムートンのマット状クッション(毛足長くてふかふかタイプ)、長女(4)に「洗濯できないから汚さないでね」って言ったのに、翌日に牛乳こぼされました。所詮、幼子のいる我が家にはまだ時期尚早なアイテムだった、、、ということでしょう。

 

昔、昭和のホームドラマで、主人公が、「あっ」とかいってうっかりカップやグラスを落として、

ママに「怪我はない?」とか優しく心配されるシーンがありましたが、私はなかなかそういった寛大な気持ちにはなれません。割れたブツが気になります。

我が家の子供用食器は、友達がお下がりでくれた陶器の食器セットを何気なく使ってましたが、それも早い段階で娘に茶碗を割られました。で、ラベルの裏を見ながら買いなおそうとしたら、

「げ・・・なかなかいいお値段するやん」

 

幸い、メルカリに出品されていたので、新品あきらめてお安く購入できましたが(もともとおさがりやし)。もし割られたら・・・という不安を解消するためにもその他の食器はプラスチックやメラミン素材を使うようにしてます。

 

私も自分が4歳ごろに、遊びにきていた友達と、人形ごっこで、母親の本物のコンタクトレンズを人形の目に入れようとして無くしてしまい(寝かせると瞼が閉じ、起き上がらせると目がぱっちり開くタイプの人形です。そして当時のコンタクトレンズは高かったです)、その件をずーっと思い出話にされていましたが、今になってその時の母親の気持ちがすごく分かるようになりました。

もっとお金があればもっと広い心を持てるのでしょうかね。チーン・・・