「この令和の時代にこんなことある?」と思うのですが、とうとう我が家の車が走らなくなりました。
先に我が家の車のことをお話すると、2000年のミニバンを中古で2004年に買っているのでもう
相当古かったのです。
旦那がたいそう気に入っていて、好きに手を入れてキャンプ仕様にしていました。
後部スペースに木の棚を作り、キャンプ道具の鍋やシュラフは常設です。
もう、いつでも夜逃げができる状態。
つい最近のことですが、義実家から早朝帰って、旦那がマンションの前に車をつけ、バックドアを開けて、もらってきた野菜入り段ボールを取り出そうとしていました。
すると、たまたま通りかかったマンションのおばあさんから
「野菜、売ってるの?」
と、なんと移動野菜販売の行商の人と間違われていました。
「いいえ、実家からの帰りです。」
とまじめに答えている旦那を車内で見ながら腹を抱えて笑った出来事です。
そんな車ですが、やはりあちこち傷みだし、ボロボロ感がすごくなっていました。
そろそろ買い替えだなぁとは思っていたのに、昨年、旦那が勝手に車検に出していました。
夫婦仲悪いので大事なことについてもコミュニケーションがないのです。
「いや、さすがにもう買い替えでしょう」
「えー、今欲しい車がとくにないんだよなぁ」
私は今時珍しいかもしれませんが運転免許を持っておらず、車のことは旦那にお任せで仕方ないと思っているので、「じゃぁ、買い替えはまだ2年先かぁ、、、」とがっかりしたのが昨年の冬。
でも、今年の夏ごろから、本格的に車の動きが怪しくなってきました。
エンジンがかかりにくなってきたのです。たいていは何回かやり直してかかっていましたが、ある時、出かけようとして本当にエンジンがかからないことがありました。その時は旦那がボンネットを開けて、何か充電みたいなことをしていました。家族は一旦部屋に戻ります。
こんなのがずっと続くの嫌ですよね。それに、走っている道路の真ん中で突然止まったらどうしよう・・・
旦那曰く、
「走っているときに、突然止まることはない。
エンジンをかけたときに、動くか、動かないか、だ」
・・・ってローランドかよ!
昭和の漫画では、車がプスプスとかいってエンジンかからず、「このオンボロ車」とかいって車を蹴るみたいなシーンありましたが、古い車って本当にそうなるんだなぁと肌で感じた今日この頃でした。
あと、こんな歌もありましたよね。
「こんな夜に~お前に乗れないなんて~」
今になって清志郎の気持ちが少しわかった気がします。
最近は車で出かける数時間前から、旦那が車点検、ダメな場合は処置をする、、、というのを続けていました。先日の帰省もなんとか無事に行けましたが、前々から「帰省大丈夫なん~?」って冗談交じりに言いつつ心配でした。実家でも、何やら大きい充電装置(いつの間にか購入してた)みたいなのにコンセントつないでいたので、私の父親が
「〇〇(旦那の名前)くん、何やってるのかなぁ」
って気にかけていました。そうやってどうにかこうにかして今まで動かしていたのです。
でも車にしてみれば
「わし、しんどいねん~」
「もう無理やって~」
「堪忍してや~」
と一生懸命訴えていたと思うのです。
長いので続きます。