2月の師範会では香元のお役目を担いました。

 

順番に回ってくるとは言え、お客様の前でお手前するよりも緊張します!

 

普段は・・年数を重ねているので肝が据わってきているのか緊張することもなくなったのですが、なぜか今回はしました!ちょっとだけアセアセ

 

そしてそんな自分を笑っていました・・アハハ!緊張してるねー!と。

 

その分、お手前をいつも以上に(失礼すぎる?(^_^;))丁寧に丁寧にと心がけてみました。

 

 

今回の香席は

 

【春告鳥香】

 

春告鳥・・・これは鶯をさすのでしょう。

 

 

 

梅の花の香りに誘われて、様々な鳥が遊びにやってくる季節・春。

 

詞書も 雪・梅・桜・鶯 と春にむけての言葉ですね。

お役目になると香の特徴をメモで残すことができないので、ほぼ当たることは私はありません。

 

でも、今回は過去に聞き覚えのない香木があり、そのため良い結果をだすことができました。

 

コロナ禍でマスク生活も長くなり、かなり嗅覚が鈍っていたのです。

本当に心配になるほど・・。

でも、身体も少しずつも戻ってきているのかしらと、思えてしまうほど安堵したのです。

 

当たって嬉しい、 というよりも、

微細を聞き分けることができた、という方が嬉しかったのです。

 

師範会の後には、先輩師範からの忘れていたご注意もこっそりいただくことができ、

ますます気が引き締まった一日でした。

 

 

ご指導を受けることが嬉しいです。

 

大人になると教えてくださる方はどんどんと減ってきてしまいますから・・・。

 

 

過去の私がそうであったように、

これからの私も香りが、香道が大好きなのには変わらないでしょう。

 

 

その魅力、さらに探っていくために今日もお稽古していきます!