7月の豪雨で交通機関はマヒして
高速道路も封鎖されたため、泣く泣く諦めた
京都でのコンサート付鑑賞会。
事務局から 映画券が送られてきたので
観に行くことができました。
丁寧に 丁寧に作られたドキュメンタリーです
「私は機械じゃないし
機械的には弾けないの。」
「一音一音 音には色がある。
絵を描くように弾く。」
「音符の間に 込められた間を
感じて 歌うように弾くことを
小さな頃から叩きこまれた 」
ピアノ、音楽に対する向き合い方。
暮らしを含め
自分のスタイルを貫く姿勢。
私も「書」という芸術を学んでいる者として
共振し、背筋が伸びるような感覚でした。
あなたのスタイルは??
貫きたいものは何?
問いかけられているようでした。
「灯心書」についてのスタイルも。
もう一段階あげることを
再考しないといけない時期なのかも
しれません。
絵の才能もある方です。
ドキュメンタリーの中にも出てくる
14才の絵日記の絵も素敵。
戦時中のことも書かれていますが
何故か 悲壮感があまりなく
古き良き日本が 絵日記の中には
ありました。
暮らしの手帖をまた読みたくなりました。
戦争に入る前の、平和だった昭和の雰囲気が
私は好きだったんだなぁと確認。
魂が揺さぶられる 「ラ・カンパネラ 」
動画を貼っておきます
