最近は雑誌やインスタグラムで良い感じに情報発信している工務店が増えてきました。
「自由度が高そう」「大手より安くて親身」というイメージで勇気を出して足を運んだ地域工務店、価格も大手より安くて、普通っぽくない!よし決めた!と。。。
しかし、いざ完成してみると「こんなはずじゃなかった…」と後悔する声も少なくありません。
今回は、ブログやSNSで語られるリアルな後悔エピソードを4つのカテゴリーに分類し、これから建てる人が絶対に確認すべきポイントをまとめました。
1. 「提案力がなくて平凡な家になった」という後悔
工務店の多くは、社長や少数の設計士が兼務しているケースが多いです。
気づいたら隣家の窓とバッチリ視線が合ってしまうから年中カーテンしてます
こちらがSNSで拾ってきた画像を見せない限り、昔ながらの普通の間取りしか出てこなかった
住んでみたら確かにこの角度からの写真だけはかっこいいけど家事動線が悪くて毎日イライラする。なんてことも
対策:
施主の要望というのは、工務店にとっての逃げ道にもなります。
施主が素人判断で出したア要望に対し、プロとして反対してくれる勇気がない担当者だとこの類の失敗が起きます。
良い工務店は、施主のわがままをそのまま聞きません。
2. 「夏暑く、冬寒い…性能不足」への後悔
「高断熱・高気密」という言葉の定義は会社によってバラバラです。
「『うちは暖かいですよ』と数値計算したものを信じたが、実際めちゃくちゃ寒い。一条の友人の家の方がずっと快適でショック…。」
対策:
事前に、「UA値(断熱)」や「C値(気密)」の具体的な数値を公表しているか、全棟で気密測定を行っているかを確認する
現在着工している方は「断熱施工の現場」を抜き打ちで見学する。断熱材の施工や気密テープの施工など隙間を埋めているかを確認します。
また現場が汚い(ゴミが散乱している)会社は、見えない断熱の仕事も雑なことが多いです。
一度差し入れにコーヒーでも持っていき問題があればすぐに問い合わせてして下さい。
あの施主は抜き打ちで来ると緊張感が現場に生まれます。
3. 「アフターフォローが放置」への後悔
地域工務店特有の「近所付き合いのような親密さ」が悪い方向に出やすいです。
「クロスの剥がれを見つけて連絡し『すぐ業者を手配します』と言ったきり3ヶ月放置。
メールしても返信がなく、電話すると『今、現場が立て込んでいて…』と申し訳なさそうに言われ、クレーマーになりたくないからそれ以上強く言えなくなってしまいました
対策:
正直年10棟以下で家族経営の零細工務店では一生できないところはできません。改善できません。
やれることとしては連絡手段を「個人LINE」にしない
記録が残りにくく、担当者が退職すると詰みます。
会社の公式メールやチャットツールなど、複数人が閲覧できる形でやり取りすることを徹底します。
点検スケジュールが契約書に明記されているか、専用の窓口があるかもを事前にチェックしましょう。
4. 「言った言わない」の記録トラブル
アットホームな雰囲気ゆえに、打ち合わせが口約束で進んでしまう危険があります。
現場でお願いしたはずの棚がない
指定した位置にコンセントがない。指摘すると、社長は『そんな話は聞いていない』『あの時は別の場所の話をしていたはずだ』『監督から聞いていない』と真っ向から対立しました
約束した打合せした収納がない!それを指摘したらば作ってもらえることになったけど『材料費と職人代』として別途追加で30万円の請求書が届きました。納得できずに支払いを拒否したところ、『引き渡しは入金確認後になる』と言われ、引っ越し予定日に家に入れないという最悪の事態になりました
対策:
地域工務店にありがちな図面や仕様書の更新をサボることでよく起こります
また社長(営業)の頭にはあっても、実際に施工する大工さんに伝わっていない。
現場でメモを取る習慣がない工務店だと、この伝言ゲームで必ずミスが起きます。
これは大揉めの元なので以下の3点ご注意下さい
1 「打ち合わせ記録(議事録)」をその場で書かせる
WEB上で共有する仕組みを用意していたり複写式の打ち合わせシートがある用意している工務店は信頼できます。
なければ、自分でメモを取り「今日の内容を写真に撮っていいですか?」とその場で共有しましょう。
2 現場での変更は必ず「メールかLINE」で再送する
現場で話した直後に「先ほどお願いした〇〇の件、よろしくお願いします」と文字で残します。
返信があれば、それが立派な証拠になります。
3 「図面の差し替え」を確認するまで安心しない
その場で口頭で承諾されても、最終的な「製本図面」に反映されていなければ、職人は動きません。
変更のたびに図面の日付を更新してもらい更新された図面を共有してもらいましょう。