2009年度の新設住宅着工戸数 | 多店舗展開企業のための業界別動向 お役立ちブログ

2009年度の新設住宅着工戸数

45年ぶり80万戸割れマンションは最少-09年度住宅着工

 国土交通省が30日発表した2009年度の新設住宅着工戸数は、前年度比25.4%減の77万5277戸だった。2年ぶりに減少し、1964年度(76万4619戸)以来、45年ぶりに80万戸を割り込んだ。雇用や所得環境が厳しく、消費者が住宅購入に慎重となり、住宅メーカーや不動産会社が供給を抑制した。減少率は74年度(28.5%)に次ぐ2番目の大きさ。
 種類別では、注文住宅の「持ち家」が7.6%減の28万6993戸。アパートなどの「貸家」は30.0%減の31万1463戸。建売住宅などの「分譲」は40.0%減の16万3590戸。このうちマンションは市況低迷で59.1%減の6万7382戸と、85年に数字を取り始めて以降最も少なく、減少率は最大だった。 

4月30日16時23分配信 時事通信