京都のベンチャー、電気自動車量産へ | 多店舗展開企業のための業界別動向 お役立ちブログ

京都のベンチャー、電気自動車量産へ

環境技術を開発する京都市のベンチャー(新興企業「ナノオプトニクス・エナジー」が、鳥取県米子市に電気自動車(EV)専用の製造工場を作り、独自開発しているEVの量産を来年3月にも始めます


自動車関連以外の企業がEV生産に本格参入する国内第1号となります。


ナノ社は、EV普及に向け、慶応大の清水浩教授らが設立した「シムドライブ」に出資している企業の一つ。


3月末で撤退する日本たばこ産業(JT)米子工場を買い取り、高級乗用車タイプのEVの開発や製造拠点とします。


車輪それぞれにモーターを取り付け、エネルギーを効率的に使うシム社の独自技術「インホイールモーター」の活用も検討。


ナノ社は29日、鳥取県、米子市と企業進出に伴う調印を行い、藤原洋社長が詳しい事業内容を発表します。


ナノ社は「生産ラインの電力を自家発電して工場のエコ化も進め、EVの時代を切り開きたい」としています。





(2010年3月24日10時06分 読売新聞)


http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100324-OYT1T00207.html