名づけきれぬもの名を与えれば輪郭が生まれる散らばる思考が整い曖昧な痛みも理由へと変わるけれどそうしてこじつけた瞬間こぼれてゆくものがある言えなかった悔しさ飲み込まれた哀しみや怒り誰にも見せない孤独名づけきれぬものを抱えたままそれでも今日を生きている名付けることで誰かを閉じ込めてしまうこともあるそれでも不完全なまま互いを分かろうとする正しさではなくお互いの息遣いを忘れぬように