久しぶりの…

ブログ更新


この一週間程はいろんな事があった

同僚の祝いの席…両親と姉とで両親の実家の墓参り
…単車…本山で法螺…ジープでブラブラ…終戦記念日…本堂で盆施餓鬼塔婆供養会…

…と言っても盆休みであった訳ではない暦通りの毎日。

それぞれのエピソードは追々書いていきます


それでも毎年8月15日が来ると思う事がたくさんある。

先人の方々が命をかけて護ってくれたこの国は果たしてその魂の望むような国になっているのか、若くして祖国の為に散っていった魂の叫びをちゃんと受け取っているのか、
様々な事を思います。


先日お墓参りに行って思った事、たくさんの人がお参りに来られてた割りに子供の姿が少なかったように感じました。
自分は小さい頃からお盆は家族親戚従兄弟ら大勢で墓参りに行ったもので、一番夏を感じる時でもありました。以降も余程の事がないかぎりお盆のお墓参りは毎年欠かす事はありません。

でも今はそういった光景も少なくなったように思います。
大切な習慣が何かの理由で無くなっていったり、弱まっていったりするのは先々の事を思うと心配です


しかしながらしっかりお墓でお参りし、15日は本堂で式衆としても先祖供養会を修しました


また、今年のお盆は両親と姉の四人で久々昔のままの形でお墓参りに行けた事もとても良い時間でした。

祝満行

昨日本山で気さくによく話をする行者さんが、
百日回峰行を満行された

5月3日から昨日まで、どのような猛暑でも、
どのような荒天でも決して辞める訳には行かない大難行、

行の途中の中止は死を意味し自害せねばならない程。

今回は峯中で何度もこの行者さんとすれ違いました。
戸開式、蓮華奉献入峯、奥駈け…お会いしたとき行者さんは
疲れを見せず、表情も変えず軽く会釈だけして
黙々と行じられていました。

昨日そろそろ満行となるだろう2時半位から
本山のライブカメラを職場で見ていたら…

帰ってきた

先導の山伏に続き境内での各勤行を終わると最後のお勤めの本堂に入堂された。

この行者さんはまだ20歳代でいつも元気ハツラツな方

自分含めて見習うべき処がたくさんあると思います


なにはともあれ

満行おめでとうございます

＆お疲れさまでした

若い方逹にも知っていてもらいたい事

66年前の今日、

広島に続き長崎に原爆が落とされました。

当初北九州の小倉に落とす予定が、
気象条件の都合で長崎に変更なったとも聞きました。

米国は、ヒロシマより殺傷力が高いと見込んだわりに、
長崎の地形が山に一部囲まれていたので予想より殺傷、
破壊の実験結果が低いものとなったことを
残念にすら思ったらしいです。

人の尊い命をなんと思っているんでしょうね…

この行為に関しての謝罪が無かった事実は何なんでしょう。


そしてさらにこの日ロシアが参戦を表明した日、
今日は全国の保守系の団体が反ロシアデーを掲げ、
抗議活動する姿も見られるでしょう。

6日後の終戦の日を超えてもロシアは日本に侵攻し
北方領土にも侵攻しました。

これが今の北方領土問題になっています。

戦後のどさくさに紛れ、他人の家に土足で上がり込み、
居座った形が今も続いている訳です。

北方領土問題しかり、竹島問題しかり、尖閣諸島問題しかり、
日本政府、そして我々国民老若男女問わず、
もっと自国の歴史や防衛の意識を持っておかなければならないと思います。



只今三重県出張の帰り中

66回目の夏

今朝、8時15分、真の平和を祈願し読経しました。

毎年中継される広島平和公園の式典。

今年は福島原発の問題から「8.6ヒロシマ」「8.9ナガサキ」にもっと意識を深くしなければなりません。

今回の福島含め核の脅威に２度もさらされた国は世界中で日本だけです。

世界中（特に米国）の目がもっと核についての真の悲劇を直視してもらいたい。

そして日本は同じ轍を二度と踏まないように今、真剣に核について考えなければならない。

66回目の夏と言うことは、66歳の方がすでに戦後生まれで

今、当時の戦争を知る語りべが随分減ってきているということ。

何か焦りを感じます。

自分の両親は戦時中を生き抜いた世代、幼少の頃から戦時中の話をよく聞きました。

そのせいか下の世代に親が語ってくれた当時の状況の話をよくすることがあります。

でもそういう事も薄れてきている時代になってきたと思います。

今の若者はどうヒロシマ、ナガサキを思っているのでしょうか。

かつて若い者から原爆投下は「日本の自業自得」などとんでもない意見を耳にしたことがあります。

広島、長崎の原爆投下は単なる戦争の終結手段程度で、

その戦争も日本がイケイケで仕掛けて、最後は原爆でとどめを刺されたバカな国と思ってる人がいるのも事実です。

米国国内でもそう思う国民が多いようです。

これも報道、教育で随分ゆがめて伝えられてきたからです。

米国ではヒロシマの惨状を映像では伝えられていません。

情報操作です。

真実は随分違っている事に気づいてもらいたい。

ヒロシマとナガサキ、投下された原爆はウラン型とプルトニウム型の２種類であった事をご存知ですか？

なぜ同じではないのか？

これは米国がどちらが殺傷能力が高いかの人体実験をしたかったからです。

日本は原爆投下の2か月前に米国に対し降伏を正式に打診したといわれています。

それを無視され、8月投下に至りました。

ソ連の参戦もあり米国は早期に終結しなければならない理由もあったようです。

考えてみればソ連対日参戦が9日、6日、9日に原爆投下、直後の15日終戦・・・

あまりにも出来事が短時間内に詰め込まれているように感じます。

人類史上最悪の大量虐殺であった事実がなぜ、国外では

日本を懲らしめる為仕方なく行った行為、みたいにすり替わったのでしょう。

米国国民は原爆投下を戦争終結の良い手段であったと称賛する人が多数、

これはマスコミの情報操作による物にほかなりません。

しかし最近ではネット社会の中、様々な当時の惨状を目にする米国国民の方が

「知らなかった」と、考え、思いを改める方も増えてきたようです。

日本国内でも米国の指示で戦後教育の中で同じような事が行われ、

米国の歴史的犯罪を日本が悪いような形にすり替えられました。

すり替えの出来ごとの一つ南京大虐殺も捏造であったことも今では明らかになってきました。

もっと事実を見つめ、日本人として誇りを持ち、諸外国に堂々と物言える国民が一人でも多く増えてもらいたい。

政治の世界でもこの大量虐殺への謝罪を申し入れる位の根性のある政治家が出てきてもらいたい。

8月6日、毎年この事を強く思います。

合掌

子供手当て廃止

今朝の報道で流れてました。


まあ、いずれ無くなるだろうと思ってたのでさほど驚きもしませんでしたが…酷い話だと思います。

民主が政権をとる為、いや票をとる為の目玉政策でしたよね？

私の知り合いの女性が当時言ってきました。

｢初めて選挙行く気になったわ♪子供の事を助けてくれるし考えてくれてるから私は指示する！｣

…こんな女性が多かったと思います。

｢ほなその財源どこから集めるん？民主には政治無理やよ、人気とり案だけやから後で後悔するよ｣と伝えると…

｢お金貰えるんなら助かるやん？｣

……

まあ政治に関心の無い人間を巻き込むには手っ取り早い方法やとは思いますが、こうなれば殆ど詐欺同様です。

これを今になってマニフェストを作る段階で無理があったなど言ってはいかんでしょ？


日本国民はこれに怒りを持たないと駄目です

日頃の国や政治への無関心さがこういう事態を招きます。

先日も自民党の新藤義孝議員らが韓国で入国拒否された事も、その議員がどういう思いで行ったのかをもっと国民が関心を持ち、知っておかなければなりません。

同議員を攻めるような報道が一部されてますがおかしな話です。

原発問題、政治、円高・・・全て生活に関わってくる問題ばかりです。

もっと国民全員で真剣に考えていかなければならないと思います。

追悼 原田芳雄

先日、突然の訃報に驚いた。

原田芳雄さんの死。

優作さんと共に大好きな役者さんでした。

自分が尊敬する優作さんは、原田芳雄さんを若いころからリスペクトされてました。

風貌、言い回し、ブルースシンガー、家庭での在り方・・・

常に原田芳雄さんと優作さんはオーバーラップしました。

原田さんが歌った「横浜・ホンキートンク・ブルース」
そして優作さんが歌った同じ歌。
ホント似てましたよね。

レイバンにデニムシャツ、野太い声、子供に自分の事を名前で呼ばせること・・

優作さんは常に芳雄さんを慕い、自分の中に取り入れてました。

それだけ芳雄さんの存在感、影響力は大きかったんでしょう。

自分は中学生のころから優作さんが好きで、その世界観の中で原田芳雄さんも好きになったと思います。

そんな原田芳雄さんと一度お会いできた事がありました。

阪神大震災の時でした。

2月位だったでしょうか。

自分は神戸で時々ボランティアをしていた頃、

各避難所に笑いや芸を持つ人を単車に乗せて運ぶHERTAID（だったと思います）という企画に参加した時

その集合場所のメリケンパークに原田芳雄さんがいらっしゃったのです。

予告もなくです。

当初来場予定のお笑いのコロッケさんの到着が遅れる中
スタッフ席に座っていた原田さんを見て自分はテンションが上がりまくりました。

「あれ原田芳雄さんちゃうんか～！！！」

予定には聞いていなかったのでホントにガキの様に喜んだのを覚えてます。

その場が解散となる時、一瞬声掛け出来たのが、

「原田さん！ファンです！神戸の為頑張ってます！」

原田さんは

「ああ、頑張ろうな！」

と言ってくれました。

サングラスも眼鏡も無い素顔で見せてくれた顔を今でも忘れていません。

その原田芳雄さんが逝ってしまいました。

テレビでやせ細った姿で、ドクターストップがあったにも関わらず

役者として舞台挨拶の場に現れた根性、想いはハンパではありません。

かつて優作さんが命と引き換えに、夢であったハリウッドに臨み、

役者として完全燃焼した姿と原田さんの最後の姿がダブりました。

素晴らしい「男」の役者さんでした。

天国で優作さんと久々にどんな話してるのでしょうね。

一時期、優作さんは芳雄さんから離れ、優作オリジナルを歩まれていた時があります。

その頃の話などもしてるのでしょうかね。

安らかにお休み下さい。

ご冥福をお祈り致します。

異例の・・・

16日より大峯奥駈修行に入行。

17日は予定通り吉野から山上カ岳まで約24キロを暑い中無事行じました。

体の状態はすこぶる元気で、素晴らしい山の氣と御本尊に護られた感覚がしっかりと感じれました。

しかし心配していた台風の勢力が予想以上に大きく、また速度が遅く、

詳細は割愛しますが、その日の夜、大先達の勇気ある決断により翌日以降が短縮される工程と発表されました。

18日は山上出立の時点で雨が降り、風が吹き、雷もなりました。

強引に先の弥山に進んでいたら例え辿り着けても以降が大変な事になっていたと思います。

今回の奥駈には思うところがあって気合いも乗っていたので、短縮工程発表の際は少しショックでしたが、

その自然を相手に行じる修行故、全てを受け入れるのも大切な事、変更後の工程をしっかり行じました。

お陰で二日間で全ての天候を経験できたり、降り止まぬ雨の中で良い水行にもなりました。

元々前半の前鬼までの予定でしたが、今年の奥駈けは短くなっての満行となりましたが、今回でしか経験出来ない意味のある有意義な修行会となりました

しかしながらしっかり精進明けの精進落としをしたにもかかわらず

何か体が元気すぎて

まだまだコーフン状態で・・・

ちょいと大変です

そして後半部分の開始は今日からでしたが、これもズレて明日からとなる。

台風の影響で道の状態、川の状態が心配だが、是非無事進めることを祈っています

それでは…

明日より…いやもう今日だ


準備万端

大峯奥駈修行行ってきます

暫くブログも留守します

ではおやすみなさい



懺悔 懺悔 六根清浄！

さてさて・・・

何かと忙しい7月

4日は仕事で三重近辺まで行って・・・

5日は月例の護摩供修法、先日加行を満行した兄（姉）弟子お導師の下、承仕を務め無事修法、

とても良い護摩でした

明日7日は早朝から本山へ

年間に行われる行事の中でも大きな会式が行われる。

自分も一日中出仕、昼間と夕方に大護摩がある。

そして翌8日は3時起床で半日かけて大峯山山上ガ岳山頂目指して歩きます。

山上到着後再び大護摩だ。

山上で一泊して翌9日に下山する。

10日は昼から会合と講演会・・・

11日～15日はしっかり仕事して・・・

16日からいよいよ大峯奥駈修行

前半工程参加なので20日まで山の中です。

昨年は足の爪を3枚剥がしてしまった

今年は剥がさずあるくぞ～

・・・ということで明日からしばらく近代兵器から離れます