新宿御苑|内科・婦人科・不妊症・漢方・ペインクリニック|女性医師
7月になり、暑い日々が続いていますが、
東京の梅雨明けはまだ時間がかかりそうです。
特に、女性はこの時期に不調を感じることが多いかもしれません。
婦人科的な疾患としては、毎年この季節になると
当院ではカンジダ外陰膣炎(以下、カンジダと略)の患者様が
一時的に増加する傾向があります。
カンジダは主にCandida albicansが原因菌で、
これらは消化管や皮膚の常在菌です。
カンジダ菌の検出のみではカンジダ症とは診断することはできず、
自覚的所見が出現して初めて治療対象になります。
発症には誘因があることが多く、主に抗生剤内服後、妊娠、糖尿病、疲労などが挙げられます。
カンジダ症を契機に免疫バランスが崩れて細菌性膣炎を併発したりすることもあります。
症状は特徴的なおりもの、かゆみですが、市販のカンジダ薬を使用しても1週間程度で良くならない場合は医療機関の受診をお勧めします。
他にも、このような季節には様々な不調が現れます。
特に多いのは頭痛で、これは月経周期に伴って生じる頭痛とよく似ていることがあります。
漢方では、こういった天気の変化で起こる不調には
「水毒」が関わっていると考えます。
「水毒」とは、身体の中の水分バランスが乱れ、
頭重感(頭がダル重い)、むくみ、痛み、吐き気、めまい、耳鳴りなど
さまざまな症状を引き起こしている状態を指します。
下記のチェックリストに1つでもあてはまる方は、「水毒」体質かもしれません。
□ めまいや立ちくらみを感じることが多い
□ 頭痛や頭重感(頭がダル重い)を感じることが多い
□ 耳鳴りがする
□ 冷え症である
□ 車酔いをしやすい
□ からだのむくみが気になる
□ 下痢をしやすい
漢方薬の中にも、水毒(水滞)の改善が期待できる処方があります。
気候による不調でお困りの方は
漢方薬も一つの選択肢となりますので、お気軽にご来院ください。
当院では、女性の様々な健康に関するお悩みについて
診療しております。
どうぞお気軽にお越しください。初めてのことで分からないことや、ご不安も多いかと思いますが、ご質問等ございましたらこちらへどうぞ。
ご予約はQRコード、info@gyoen-angelica.com、
もしくはHP上で受け付けております!
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