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7月3日(日)は吉川南中学校で、アテネオリンピックのハンドボール元日本代表主将の

東俊介氏による講義が行われました。


東氏は、大崎電気という日本ハンドボールのトップチームを強豪にしたことでも有名で

とにかくハンドボールの世界では知らない人がいないほどすごい方です。


東氏による講義は第1部のハンドボールに関する実戦形式のものと、

第2部の人生に対する意識についての座学形式のものの二部構成で行いました。


第1部のハンドボールの実戦形式の講義は、吉川市内の中学生100人近くを

対象にしたもので藤商のHTPメンバーはそのサポートという形で

参加させて頂きました。

また、FAIRY‘Sの小学生達も中学生に混じって参加しました。


最初は、参加した中学生も初めて顔を合わせる相手も多かったからか

固さが見られうまくコミュニケーションが取れない様子でした。


しかし講義が進むにつれ徐々に雰囲気も盛り上がっていき、

2時間程でしたが密度の濃いものになったと思います。


下の写真でもわかるように最後は皆、本当にすがすがしい笑顔でした。





















第2部は人生に対する意識をテーマに中学生を対象にした講義と

HTPメンバーを対象にした講義で合わせて2回行われました。


内容はどちらも東氏がハンドボール人生を振り返り、

自分自身の人生への意識について考えていきました。


東氏は決して順風満帆なハンドボール人生ではなかったそうです。


初めから運動に対する苦手意識があったり、

高校で周りについていけず挫折したり、日本代表から落選したり…


しかし、その困難の度に人生についての気づきがありました。


「ダメ」扱いされたときは、「努力する」か「やめる」かの分岐点で、

人より少しでも努力する習慣を身に着けました。

やめることを選んだ結果の「後悔」が一番怖い、という言葉は、私の心に突き刺さりました。


周囲の人間と衝突したときには、人間が一番大切な「思いやり」の大切さに気づきました。


「しんどいときほど本当の『思いやり』が表れる」というのは、私が最も心に残った一言です。


この講義を機に、私は自分の人生を振り返ってみたいと思いました。


そして後悔のない人生を、思いやりを持って生きたいと思います。



飯塚